男性用リアルドール
「不気味の谷」という言葉を知っていますか? ヒト型ロボットと人間の関係について、1970年に東工大教授だった森政弘さん(91)が提唱した経験則で、ロボットが徐々に人間に近くなると親和感が増すが、ある時点でその親しみが急激に不快感に変わり、「谷底」に落ち込むというのです。 https://www.jpdolls.com
発表後30年以上たってから世界的に知られ始め、2012年には国際的な学会誌に英訳が掲載されるという数奇な運命をたどりました。 「不気味の谷」の英訳は「uncanny valley」。これをひねって、ニューヨーク・タイムズが2015年に制作した「Uncanny Lover」(不気味な恋人)と題する動画がウェブで公開されています。実に不思議な雰囲気の映像で、私はすっかり魅せられてしまいました。
https://www.jpdolls.com/category/c2.html
動画の舞台は、米カリフォルニア州南部サンマルコスにあるアビス・クリエーションズという社員16人ほどの小さな会社(以下、アビス社と略)です。 https://www.jpdolls.com/category/c2p5.html 「リアルドール」というブランド名で20年ほど前からラブドール(セックスを目的とした等身大の人形)を作り続けてきたのですが、最近では人形の頭部をロボット化し、AI(人工知能)で動かし、会話させようというプロジェクトに取り組んでいる……。そんな内容です。
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