用語集(さ行)
才子多病(6/17)
珍しく風邪をひいた舞人が、自分を表した言葉。読み方は、"さいしたびょう"。才知ある人は、とかく体が弱く、病弱なものであるということを表す四字熟語。
- 女性の場合は、美人(佳人)薄命。(ただし、佳人は女性に限らず、優れた人物を指す場合もある)
- この言葉を言っている舞人は外見ヤバめ(土気色)の状況であり、
「……そと見は辛そうなのに、中身はいつもと変わらないんだな、おまえ」
と山彦には言われる。
佐伯家家訓(5/18、8/5、8/16)
便利な言葉の集合体。考案者は不明(おそらく佐伯和観)。本編中では、そのうち以下の4つだけが作中で出てくる。…残りはけれ夜に期待。
- 第一条「殺られる前に殺れ」(5月18日)
- 第三条「無茶も通せば現実風味」(8月16日)
- 第八条「言葉は時と場合で使い分けろ」(8月16日)
- 第?条「自分の命を守るための行動はすべてにおいて許される」(8月5日)
桜井ハンサム之介
舞人のペンネーム。
さくら荘204号の乱(5/26 青葉)
二十一世紀初頭、桜井舞人と森青葉は丸めたテキストを武器として立ちあがり、 互いの尊厳をかけて激しく争った。 この戦いを、さくら荘204号の乱という。
青葉に勉強を教えていた舞人が日本史の問題で切れ、師弟関係が壊れたことから始まった。
桜坂範囲無制限かくれんぼバトル
和人とその仲間たちの遊戯。発案者は和人だが、第三回に至るまでの二回のうちで、勝てたことがない。ルールは以下のとおり。
- 隠れる場所は桜坂市内であること
- 鬼にタッチされるまでは見つかったとは認められない
- 日が暮れるまでに全員を見つけられなかった場合は鬼の負けとなる
- 全員見つかった場合、最初に見つかった人が負けとなる
- 負けた人は全員にアイスをごちそうする事
そして和人は、かなり一生懸命隠れているのだが、鬼になった暎や瑞音からすると「隠れている場所がなんとなくわかっちゃう」ので、毎回最初に発見されて負けることに。一方、和人が鬼になった場合に関しては――そもそも常識的に考えると鬼が圧倒的に不利であることから――言うまでもない。舞人はこれを「幸せである限り勝てない勝負」とみなした。
ザ・シャイニング・チェリー(9/13 こだま)
ひかり&myte、伝説のアカペラデュオ。ピーター・パンの前座として出演する予定だったが、結成後コントを一度かました後、音楽性の違い(リードボーカルの取り合いと、ボイパパートの押し付け合い)で解散。
さすがは俺が唯一男と認めた女だ。(7/16 つばさ)
「雨天大決戦(第一回傘下校権争奪チキチキ雨ガッパ強奪レース)」において、つばさが雨天のグラウンドをショートカットして、サッカー部の中を走り抜ける姿を観て、舞人が言った言葉。
砂糖とミルクは三つずつ
舞人が喫茶店やバクロワルドでコーヒーを飲むときの定番。ちなみに○クド○ルドのホットコーヒー、実はおかわり自由である。暇と度胸があるなら、百円で買えるSサイズで一日ねばることができる。
三百の英霊達
8月16日、9月20日の二回、椿に押された舞人が割ってしまった卵。ちなみに、英霊達にはファミレスの名前(ツバイラーク、パーミヤンなど)がつけられている。この大量の卵はスーパーの特売(お一人様一パック限り)に魅せられた舞人が、周囲の子供を利用して、レジ三周ずつ周って、購入。(これはある意味、和観さんの上をいってるわけだが……舞人に自覚はない)
したっけねー(12/04 希望)
北海道弁で、別れ際の「それじゃあね」。希望から再会を約束するような別れの挨拶を催促された舞人が、希望に教えた言葉。
- 接続詞節としてつかわれる「――したっけねぇ〜…(――それじゃあねぇ〜〜)」とイントネーションがよく似ているらしく、間違えて受けとられると、とても寂しいらしい。
外部リンク → ちょ〜北海道弁辞典
C調(8/26、希望)
文芸部の先輩達に希望との仲を冷やかされた後、希望を怒らせないようにと席に戻った際の舞人の様子(その実、かえって希望の嫉妬を増長したのではないかと予想される)。 「C調」とは、「調子いい」→「ちょうしー」→「しーちょう」→「C調」と言う業界用語的な変形。楽曲の音階において、C調(ハ長調)のメロディーが明るくのりがいいことに掛けている洒落という説もある。
「知ったふうなこと……言わないでください……」(10/14、希望)
体育祭の日の帰り、さくら荘の前で出会った小町が、別れ際の舞人の背中へ投げかけたつぶやき。小町シナリオを先に終えたプレイヤーにとっては、作品中もっとも破壊力の大きな台詞……と言えるかもしれない。
シナモンロール
小町がバイトするバクロワルドのメニューにある。\130-。
雀孫物語・ニャイーブ(9/20 青葉)
舞人の住むアパートの風呂にあるシャンプーとボディーソープ。デザインは当時の植物○語とナ○ーブ。
シャルルマーニュ
雑居ビル二階にあるらしい。
初生雛雌雄鑑別士 (4/20 こだま)
正しくは、初生雛鑑別師。卵から孵ったばかりのひよこの肛門を指で開き、オス・メスの生殖突起を確かめる専門家。こだま先輩の言うとおり、誰にでも習得できる技能ではないらしい。外部リンク → 社団法人 畜産技術協会
シルフィードの化身(8/11 小町)
バーベキューでうちわ係を任された、舞人の仇名(自称)。
「ばっ……おまえ、この任務の重大性が分かってないやつだな。 左うちわで遂げられるほど甘い職種じゃないんだぞ。 角度・風力・タイミング、そのすべての要素が絶妙に絡みあう 一点を緻密な計算の末に弾きだし、熟練の技をもって丹念に扇ぐ。 今でこそシルフィードの化身と呼ばれている俺だが、この域に 達するまでには実に三分ぐらいかかっているのだ」
- シルフィードとは、風の精霊シルフの中で、特に美しい女性の姿をした精霊のことを指す。(絵画では一般的に女性の姿で描かれることから、風の精霊の代名詞として用いられることもある)
しょっぱい (8/26 小町)
「そんなしょっぱいこと言わないでください」
"しょっぱい"は、"塩辛い"という意味の北海道弁。上記の表現のニュアンスは道外の人間には理解し難いのだけど、あえていうなら"甘い"の対義語。
シンイチ(7/15 青葉)
七年前、青葉が暮らしていた家(一戸建て)で飼っていた犬。現在は結婚した叔母さんの家で飼われている。
「すくすく育つぞーう」(4/28 小町)
年下の女の子(つか、小町&青葉)をからかうときの、舞人の口癖の一つ。元ネタ不明。(そして、小町には復讐を喰らい、青葉には「しゃらくさいよ」で切り捨てられる)
スパッツ(5/10 つばさ)
薄桃色の超ミニなスパッツ。
すまっしゅ(6/11、7/17、9/8)
瑛が舞人に放ったパンチ。フックから変化して上方3クォーターの角度で斜めに打ち上げる、必殺のアッパーカット。これを撃つためには、筋力、瞬発力、スピードが必要で、ゴム毬のようなしなやかな筋肉が要求される。
- 元ネタは、ドノヴァン・レイザー・ラドック (Donovan "RAZOR" Ruddock)の考案したパンチ。名前の由来は、元テニス選手のラドックが放つ、決め技のパンチだったところから。
外部リンク→A Donovan Ruddock Unofficial Site--SMASH?
- 打点を相手の顔面・アゴからボディーまで広い範囲で変化させることができる(ボディーに入った場合はただのフックだけど…)が、全身を投げ打った大振りのパンチなので、決め技として使用される。
- 某漫画の登場人物「浪速の虎」の得意パンチでもある。
- 瑛と舞人の身長差を考慮すると、打点は鳩尾かから局部であったと予想される……が、頬を押さえているところを見ると、頬に当たったらしい。
全国座薬選手権(4/7 希望)
相楽の希望へのアタックを妨害するために舞人が考えた空想の競技。一言で言うと、埋めたり、埋められたり、引っこ抜いたり。
戦闘、開始(2/14 こだま)
舞人を励ましたひかりの言葉。太宰治の著書「斜陽(1950(昭和25)年11月20日発行)」からの引用。
- 第二次大戦後、没落した貴族の娘で離婚暦のある主人公・かず子が、「最後の貴族」である母を亡くし、妻子ある画家・上原二郎への恋へと走った際の、決意の言葉。
- 斜陽は「人間は恋と革命のために生れて来たのだ」等、過激な名言が多い作品で、当時の若者に指示されたらしい。
外部リンク → 『斜陽』:新字新仮名(青空文庫)、斜陽(ウィキペディア(Wikipedia))
銭湯でもないのに戦闘態勢(青葉)
蟹座の女の子は大胆、らしい…。この展開は、Navel作品のいくつかでも登場しており、マサトと同じく定番になりつつあるのかもしれない。
せんぱい
小町が舞人を呼ぶときの、呼称。元々は舞人に強制された呼び方だったが、小町の中ではニュアンスが違ってきている。ちなみに舞人が3月3日生まれで、小町が4月7日生まれであるため、学年は違うものの、誕生日には一ヶ月程度しか差がない。
- 小町シナリオにおいては、小町が舞人を呼ぶとき漢字の"先輩"を使用する場面がいくつかある。
造花の桜(日付不確定 共通)
朝陽が、舞人の前から姿を消す際、桜香の横を通りすぎるときに(桜香との)再会をほのめかす言葉とともに渡したもの。それは偽物ではあるが、散らない桜。受け取った桜香は、これを大事そうに胸に抱いた。
育ての親(9/14 希望)
(記憶が戻りはじめた)舞人にとっての母のこと。このときはまだおぼろげながら、生みの親でないことは無意識的に思い出しているらしい。
- 2/21の共通ルート
そうだった。あの女性も、あの時同じように声をかけてくれたんだ。 だから遊んだ。楽しかった。 それで知ってしまった。他の誰かと遊ぶ楽しさ。 そして求めた。一緒にいてくれる誰かを。 今ならみんな思い出せる。 今、遠い北の地で、一人茶でも飲んでるだろう、あの人との時間を。
ここで舞人は全てを思い出している……が、残念ながらその詳細が本編で語られることはなかった。
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