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(ss)005

作品情報

作者1-263氏初出060516
題名朝倉涼子の誘惑2

長門に目配せすると、
「制限モード」
できれば20文字以上40文字以下で頼む。
「パーソナルネーム朝倉涼子には、攻性情報及び行動選択に極めて強力な制限条項が存在」
……ちょっと待ってくれ。
危険が無いという事は何となく解るんだが、ひょっとして中身は"あの"朝倉のままなのか?
「そう」
勘弁してくれ……。
「情報統合思念体は、あなたへの入力を増加する事を決定した」
今まででもいっぱいいっぱいだってのに、これ以上なにを望んでいるんだ。
お前の親玉は単なるサドかそれともマッドサイエンティストか。
「ちょっとちょっと、なに2人でぶつぶつ喋ってんのよ」
せっかくの新入部員を放っておかれたハルヒが、腰に手を当てて口をひん曲げた。
「と言うかハルヒ。なんで朝倉さんなんだ? 転校生だからか?」
「何言ってんの? 転校生ならもう居るじゃないの」
古泉の謎の転校生属性はまだ生きているらしい。じゃあどういう理由なんだ?
「わかんないの? そのままじゃない!」
ハルヒはビッと朝倉さんを指差し、
「委員長よ! 委員長!」
俺はこの時ほど、委員長不在のまま安穏と過ごし、
帰ってきた彼女に再度それを押しつけたクラスメイトを軽蔑した事は無かったように思う。
無論、俺含め、な。

Last modified:2006/12/30 01:51:16
Keyword(s):[Daily?Diary]
References:[旧作一覧その1]