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縁起原理主義の思考実験

縁起原理主義の思考実験の記述

  1. 第一公理:一切は縁によりて生じ、縁によりて滅する。
  2. 第二公理直知し得ないモノ・コトは語り得ない、語るべきではない(無記)。
  3. 第三公理:「コトバ」と『思い描き』と《モノ》は的確に区別されなければならない。
    1. コトバ」は縁によって生じる。
    2. 「折り鶴」というコトバは、
      1. 或る場合には、「折り鶴」というコトバは、『折り鶴』という思い描きを表現したいという欲求を縁としてが生じる。
      2. 或る場合には、「折り鶴」というコトバは、他者が口と喉、胸を動かすことによって「オ」「リ」「ヅ」「ル」という音を発することによって生じる。「折り鶴」というコトバは、《他者》というモノ動きによって生じる。その他者からのコトバを発する動きは、他者の内部で生じた何かが縁となって生じる。
      3. 或る場合には文字に書かれた「折り鶴」というコトバを発見することによって生じる。文字に書かれたコトバも、それを書いた人の内部で生じた何かが縁となって生じる。
      4. 或る場合には《折り鶴》というモノを見つけたときに「折り鶴」というコトバが生じる(『折り鶴』という思い描きが先行するかどうかはよくわからない)。
    3. 『思い描き』は縁によりて生じる。
    4. 『折り鶴』という思い描きは、
      1. 或る場合には「折り鶴」というコトバを聞くと生じる。
      2. 或る場合には、イメージで考えているとき、イメージA(『折り紙を折って行く』という思い描き)を縁としてイメージB(『折り鶴』)が生じる。
      3. 或る場合には《折り鶴》というモノが目に入ったときに『折り鶴』という《思い描き》が生じる。
    5. モノ》は縁によりて生じる。
    6. 《折り鶴》というモノは、
      1. 或る場合には、それが視野に入ってくるときに私にとってモノとして生じる。視野から出て行くときには私にとってのモノではなく、私にとっては不知のもの、無記となる。
      2. 或る場合には、《折り鶴》というモノを作って、壊す、とき《折り鶴》というモノが生じ、滅する。、私の身体の動きを縁として生じ、滅する。その私の身体の動き原因となった縁は、私のなかの何かであろう。『折り鶴』のイメージ、『折り鶴の作り方』というイメージが縁となって《折り鶴》というモノが生じる(とアリストテレスは言っている)。
    7. コトバ」というコトバ、『コトバ』という思い描き、《コトバ》というモノがある。
    8. 「思い描き」というコトバ、『思い描き』という思い描き、《思い描き》というモノがある。
    9. モノ」というコトバ『モノ』という思い描き、《モノ》というモノがある。
  1. 命題1:直知者は縁によりて生じ、縁によりて滅する。
    1. 命題1-a:直知者の縁生・縁滅の縁がどのような者であるかは、今のところ、無記である。
      1. 直知者A(自分自身)の生成を直知する直知者は、直知者Aが生成する前には存在しない。自らの無→有の生成を直知できる直知者は存在しない。直知できない。直知者A(自分自身)の消滅を直知する直知者は、直知者Aが消滅した後には存在しない。自らの有→無の消滅を直知できる直知者は存在しない。直知できない。
    2. 命題1-b:直知者は、目覚めを縁として生じ、眠りを縁として消滅する。
    3. 命題1-c。直知者は身体の誕生を縁として生成し、身体の死を縁として滅する。
    4. 命題1-x。「命題1-a」〜「命題1-c」の「直知者」は同じモノを指し示すが、視点が異なる。始点が異なれば、見た方が異なる。同じ車でも、右横から見るか、正面から見るかによってフロントガラスの見え方が異なる。
  1. 「是諸法空相不生不滅」は縁起原理主義の思考実験においては誤りである。
  2. 「諸法空相」そのものは「無記」である。
  3. 「諸法空相」が私に生じたのは縁起による。
  1. 縁起の法そのものは無記である。
  2. 縁起の法の理解が私に生じたのは縁起による。
  1. ゴータマ・ブッダは縁によりて生じ、縁によりて滅する(滅した)。
  1. この身体の中に生じる『ブッダ』の《思い描き》は縁によりて生じ、縁によりて滅する。
  1. ピタゴラスの定理が普遍的であるかは無記。《ピタゴラスの定理そのもの》というモノ直知できない。
  2. 『ピタゴラスの定理』という《思い描き》がこの身体の中に生じるのは縁による。その消滅も縁による。

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Last modified:2017/09/01 02:20:52
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