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六道

キーワード六道

予備知識六道

    1. 地獄
    2. 餓鬼
    3. 畜生
    4. 修羅
    5. 人間(じんかん)
    6. 天上

解釈はいろいろあるが、たけ(tk)の解釈では、人間心理の状態をあらわしている。

    1. 地獄(《他者》や自分自身に攻撃される状態)
    2. 修羅(《他者》を攻撃する状態)
    3. 餓鬼(欲望が満たされない状態)
    4. 畜生(欲望充足に突き進む状態)
    5. 人間(《思いこみ》に操られる状態)
    6. 天上(《思いこみ》を操る状態)
被害加害心理状態欲求・・権力の
地獄修羅攻撃、恐怖、不安安全欲求政治・戦争暴力
餓鬼畜生欲望、欲求不満生理的欲求、社会的欲求(帰属、自尊)経済金力
人間天上《思いこみ》知的欲求、美的欲求思想・宗教・文化知力

* 人間が欲望充足で、畜生は知的能力の不足/管理されることの苦しみだ、というのが旧来の理解のようだ。

三時代循環

修羅・地獄の時代戦争の時代→平和をもたらす理想への安全欲求
天上・人間の時代制度の時代→制度の中での欲望追求
畜生・餓鬼の時代腐敗の時代→制度の腐敗、欲望の争いから暴力

区別

輪廻の思考様式と六道

  1. ブッダは輪廻の俗信を批判しているのだよ。仏教の中に輪廻思想があるわけがない。
  2. 輪廻の思考様式は、現実の人間心理や社会状態を《見ない》思考様式だろう。
  3. 《私》は死んだらどうなるのか』という『問題』なのだが、そのような問題に対しては、ブッダは十無記で答えているのだから、そこからの発展があるわけがない。
  4. 《私》は死んだらどうなるのか』という『問題』は『《私》は、《私》が死んだ後にも存在する』という前提があっての問いだ。もし、《私》が死んだ後に何かに転生するとしたら、現在の《私》は前者の転生であるということになる。しかし、《私》には前世の記憶が無いし、前世の人格を継承しているわけでもない。そもそも、数があわぬだろうが。
  5. ニホンジンが言う所の『輪廻転生』は、単なる興味本位のお話しだろう。坊主のウソを面白おかしく楽しんでいるだけだ。
  6. 仏教で「ヒト六道をさまよっている」というのはホントだ。ヒト状況によっていろいろな精神状態になる、という意味だ。その意味ではホントだ。
  7. 六道世界であると主張するのは、世界《私》の精神状態を反映するということだ。《私》が修羅の精神状態になれば、世界が修羅にみえてくる。《私》が畜生の精神状態になれば、世界も畜生の世界となって現われてくる。そういうことだ。
  8. 馬鹿げた解釈はやめてくれ。馬鹿げた解釈で、人々の眼を現実からそらそうとするのはやめてくれ。
  9. 《私》を相対化することができないから、相対化することがタブーだから、相対化を拒否する《思いこみ》があるから、馬鹿げた解釈に飛びつくのかなぁ・・。
  10. 《私》を相対化する、というのは、絶対者としての《私》を失うことだね。人々は、「自分が相対的な存在であると『知っている』」と言いながら、自分が相対的な存在であることを、知らないし、知ることを拒否し、知ろうとしていないのだ。まあ、《私》の存在認識は、かくも難しい、ということかもしれない。汝自身を知れ、というのは難しい。

経済(畜生)、政治(修羅)、思想・宗教(天上)

帰属欲求と六道

  1. 《ヒトの群れ》への帰属は安全欲求にも関係する。《ヒトの群れ》への参加の拒否は地獄である。シカトは地獄である。シカトするのは修羅である、シカトされるのは地獄である。
  2. 《ヒトの群れ》への参加の欲求は、畜生・餓鬼でもある。誉められることは生理的満足をもたらす。
  3. 六道というのは、欲求ごとにあるのか? 知的欲求の地獄、修羅、畜生、餓鬼、人間、天上というのがありそうだ。
    1. 何かを知るたびに、それは本当の知ではないと否定し続ければ知的欲求の地獄となる。
    2. 「本当の知ではない」というのは攻撃であり修羅である。
    3. 軽薄な知を追い求め続ければ知的欲求の畜生となる。
    4. 求めて得られなければ餓鬼である。
    5. 知的満足で有頂天になれば知的欲求の天上になる。
    6. 知的満足のためにヒトの間をさまよえば知的欲求の人間(じんかん)になる。
  4. 六道は欲求と満足との関係か?

マズローの要求階層と六道

    1. 美的要求
    2. 知的要求
    3. 自己実現の要求
    4. 自尊の要求
    5. 帰属の要求
    6. 安全の要求
    7. 生理的要求
  1. 安全欲求→修羅、地獄
  2. 生理的欲求→畜生、餓鬼
  3. 帰属欲求、自尊欲求、自己実現欲求、知的欲求、美的欲求→天上、人間。《思いこみ》

世代論と六道

  1. 戦乱の時代→理想の制度化の時代→制度化での欲望充足の時代→戦乱の時代。
  2. 3時代循環論。攻撃の時代、理想の時代、欲望の時代。修羅の時代→天上の時代→畜生の時代。

権力の三要素。

    1. 暴力(修羅:警察、軍隊)、
    2. 金力(畜生:税金、公務員給与、福祉)、
    3. 知力(天上:情報収集、プロパガンダ)。
Last modified:2007/08/23 14:13:05
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