FrontPage  Index  Search  Changes  wikifarm  Login

被指示性

キーワード被指示性

定義

モノ被指示性とは、モノ(実体・ウーシア)は、コトバ《思いこみ》に指し示されることができる。ということ。《指し示し》

「離れて存するものであること(離存性)と《これ》を指し示しうるものであること(被指示性)とは最も主として実体(ウーシア)に属すると認められている」(『形而上学・上』p.232)

区別

オブジェクトの変数からの被指示性モノコトバからの被指示性

  1. 議論したことがあったっけ・・。
  2. [ruby-list:38299] 現物操作モデルと遠隔操作モデル
  3. http://blade.nagaokaut.ac.jp/cgi-bin/scat.rb/ruby//ruby-list/38299
  4. http://blade.nagaokaut.ac.jp/cgi-bin/scat.rb/ruby//ruby-list/38233
  5. Rubyの世界ではオブジェクトが実在であって、オブジェクトは名前で指し示すことができる。
  6. 変数とオブジェクトとの関係は、モノモノとの関係ではなく、名前とモノとの関係だと考えた方がよい、ということか・・。
  7. Rubyのオブジェクトと言うのは、メモリの一定領域(とそのパターン)のことなんだよね。メモリの一定領域は、輪郭をもったモノである。
  8. 容器説、名前説、名札説、テレビ電話説。

コトバによって指し示されるものと、モノ被指示性

  1. コトバによって指し示されるモノは、《思いこみ》である。
  2. モノ《思いこみ》によって指し示される。
  3. コトバ《思いこみ》を指し示し、コトバによって指し示された《思いこみ》モノを指し示す。
  4. 《思いこみ》が指し示すものは、他の《思いこみ》《思いこみ》の群れ、モノモノの群れのいずれかである。

コトバモノへの指し示し(モノ被指示性)と《群有思いこみ》

  1. コトバモノへの指し示し(モノ被指示性)は《群有思いこみ》である。

被指示性《思いこみ》

  1. コトバによってモノを指し示した』というのは《思いこみ》である。
  2. 《私》は『xxというコトバによってyyというモノを指し示した』と思っていても、そのコトバを聞いたヒトが『zzというモノを指し示した』と思っているかもしれない。
  3. 複数の《ヒトの個体》が、同一のコトバで同一(もしくは同種)のモノを『指し示した』と思うようになるための仕組みが定義である。定義も《思いこみ》である。が、定義の《思いこみ》を共有している《ヒトの個体》の間では、(おそらく)「xx」というコトバを伝達することによって、『xxというコトバによってyyというモノを指し示した』という《思いこみ》も共有できるであろう。
  4. 定義は《ヒトの群れ》の中での約束ごとである。定義を共有する《ヒトの群れ》においては、あるコトバを使うことによって、同一のモノを指し示すことが可能になる。複数の《ヒトの個体》が、同一の《思いこみ》をもってコトバを使うことによって、複数の《ヒトの個体》が同一の(もしくはその言葉で指し示されるべき同種の)モノを『指し示した』という《思いこみ》を持つことができるようになる。
  5. 指し示されたモノの中に定義や名前があるわけではない。指し示されたモノにとっては、定義や名前は、『指し示した』と思いこんでいるモノヒト)の内部の状態に過ぎない。

離存性被指示性

  1. 被指示性離存性を前提としている。
  2. 指し示すことができる、というのは、モノコトバ《思いこみ》とは別のところにあるから、「指し示す」という関係が可能なのである。同じであれば、「そのもの」というだけで十分である。

「xxというモノの定義」と被指示性

  1. 定義は《思いこみ》である。
  2. 定義は、モノの類似性に注目して、その類似性の判断基準となった《思いこみ》、『xxの故に類似している』という《思いこみ》コトバにしたものである。
  3. 定義は、ひとつのコトバを他のコトバに置き換えたものに過ぎない。《コトバの世界》の中で循環しているだけである。
  4. 定義されたコトバを使って、「xxというモノ」というコトバで、何らかのモノを指し示すことができる。

モノ被指示性モノの属性と《ヒトのアニマ》

  1. 指し示されたモノの中に定義や名前があるわけではない。
  2. 指し示されたモノにとっては、定義や名前は、『指し示した』と思いこんでいるモノヒト)の内部の状態に過ぎない。
  3. モノ被指示性は、モノの属性ではなく、《ヒトのアニマ》である。

Last modified:2008/01/26 13:27:11
Keyword(s):
References:[離存性]