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招魂

キーワード→《招魂教》

定義

  1. 敵を殺そうとして殺されたヒトの魂を招いて、「後に続け」と、生者に憑依させる呪術のこと。
  2. 招魂教は、庶民が靖国神社に対して抱いているイメージとは別のモノ。靖国神社が闇夜にまぎれてやっている招魂儀礼を支える思考様式のこと。

区別

「かんたんに命を棄てる」と招魂

  1. 命を棄てることが簡単なわけがない。それに勝る強大な圧力が在るときにのみ「命を棄てる」という選択になるはずである。

「後に続くを信ず」と招魂

  1. 「後に続くを信ず」か、「後に続くものを信ず」か、「後に続く者あるを信ず」か?
  2. 「後に続く者あるを信ず」はNG。
  3. [barbaroi:6073] 「後に続くを信ず」の系譜
    1. その日、若林は身に数弾を受けながら、戦況報告のため、兵に背負われて大隊本部にやってきた。これを見た上官は「お前は将来ある身だ。もはや任務は十分に尽くされた。早く後方に下がれ」と命令した。しかし彼は、「私は部下と共に最後まで戦い抜き見晴台を死守します。武人としての若林の一生はここに終わります」と答え、第一線へ引き返して行った。(<http://imperialarmy.hp.infoseek.co.jp/general/colonel/wakabayasi.html>)
    2.  つまり彼の行動からうかがえるのは、「自分の後に続く者を裏切らない、見捨てない」という、将校=指揮官の覚悟であったように思います。これが、一言「もの」が入るかは入らないかの差であろうと思います。
  4. 若林の「後に続くものを信ず」は命令に従う部下たちを信じる、という意味?
  5. 部下に《私》が信じられているから、《私》は部下を裏切ることができない、という意味での「信じる」? 「裏切ることができない」という意味での「信じる」? 孔子ならここで「為政者から部下への忠」を出す所だろう。
  6. 12-14
    1. 子張問政、子曰、居之無倦、行之以忠、
    2. 子張、政を問う。子の曰わく、これに居りては倦(う)むこと無く、これを行うには忠を以てす。
    3. 子張が政治のことをお訊ねした。先生は言われた、「位に居て怠ることなく、事を行うには真心ですることだ」

招魂教と霊魂分析主義

  1. 《あらたま》と《にぎたま》とを分離・抽出できるモノとして扱う平田教。
  2. その系統では、英霊は《たましい》そのモノではなく、《たましい》の一部、《あらたま》の部分である。さらに《殺気》の部分である。
  3. 霊魂分析主義は、霊魂合成主義でもある。分離抽出した霊魂の一部は、合成して新たな霊魂に加工することができる、という扱いになる。

浄土信仰と招魂

  1. http://www.sensenfukoku.net/contest/num_5/num_5_8.html
    1. 日本文化、歴史、伝統の良さ又日本人のすがすがしさ、心意気とかの精神が靖国にある。
  2. 何故、自爆が「すがすがしい」のか? 穢土からの浄土への脱出が、すがすがしさの感覚に繋がっているのではないか?
  3. この感覚と、招魂教とはほとんど接点がない。お国が庶民を祀ってくださっている、という程度の感覚。
  4. 浄土信仰は、現実世界に対する改良を放棄してしまう所にデメリットが在る。世界を善くしたいという《求める思いこみ》を否定する。政治の悪を見ても、それが穢土たる由縁だ、と満足してしまう。

ミソギと招魂

  1. 禊=ミソギ=身削ぎ=身殺ぎ。本来は身体の邪気を追い祓うこと。
  2. 浄土信仰における自殺に似ているのか?
  3. [barbaroi:6074] 「後に続くを信ず」の系譜(2)
    1. 玉砕が紹介されたときは馴染みのない言葉だったが〔そうでもないらしいことは、<http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8E%89%E7%A0%95>〕、直ちに戦争の日常用語となり、降伏するより雄々しく戦死するのを選ぶこと、より明快には屈辱より死を選ぶことを意味するものと解釈された。戦況が悪化し、軍部がますます捨て身の戦法を取るにつれ、自己犠牲と清浄さは他のシンボルと同一視されるようになった。特攻隊と総称される自殺部隊が、一九四四年末近くに創設され、彼らが従事した行為は、事実上なんであれ清浄さを意味したのである。
  4. 「イサギよさ」とは? 岩波古語事典、p.92:いさぎよし【潔し】:イサは勇ミのイサと同根で、積極果敢なこと。キヨは汚れのないの意味。(1)きれいに澄んでいる。「玻璃の鏡のいさぎよき」。(2)潔白である。「汝は盗人なれども賢者なり。心の底いさぎよし」。(3)気分がすがすがしい。「汲むや心もいさぎよき賀茂の河瀬の水上は」。(4)思い切りがよい。さっぱりしている。淡々としている。「実に心を発する人は、かやうに・・いさぎよく名利をば捨てて失するなり」。
  5. 母体内主義。赤子に帰れ主義。赤心主義。唐心を捨てればうまくいくという思考様式。母親に保護されている赤ん坊は、無邪気である。邪気を捨てれば、母親に保護されてうまくいく、という思考様式。

[barbaroi:6074] 「後に続くを信ず」の系譜(2)

    1. 一九四五年六月五日の「朝日新聞」の第一面に載った火野葦平の詩は、自己を犠牲にする特攻隊員を桜の花ではなく、汚れた世界を清めるために生命を捧げる「火箭の神々」になぞらえた。
  1. http://www.geocities.co.jp/Bookend-Ohgai/3816/heikijiten/heikikaisetu/kasen.htm
    1. 火箭は、我が国(中国)古代の一つの重大な発明です。
    2. 『魏略輯本』は「諸葛亮は軍を進めて?昭を攻め、雲梯を起こし陣を衝いて城に臨みました。?昭は火箭を放って反撃して、その雲梯を焼きました。雲鄭は燃えて、雲鄭の上にいた人はみな焼け死にました」と載せています。これは我が国(中国)の火箭に関する一文の最古の記載です。しかし、当時の火箭は、箭鏃のうえに燃えやすい枯草や麻布をくくりつけ、さらに油をしみこませた類いの物で、点火してから弓や弩を使って飛ばし、目標物を燃やすのに使われました。火薬が発明される前の火箭は、すべてこういった類いの装置です。
    3. ・・
    4. だいたい宋の理宗の紹定年間になると、我が国(中国)に火薬が燃焼するときに後方に向かって噴射する反作用力を利用して動力とする火箭が出現しました。アメリカの哈博尓特・紀穆(Herbertszim)は『火箭と噴射』という書物のなかに、彼がもっている一冊の中国語の手で書き写した本を写して、宋の理宗の紹定五年(西暦1232年)の開封の戦いにおいて、城を守っていた宋軍はどうにか火箭を使用して金兵を撤退させたと言っています。文章の記述と附図からみるに、哈博尓特・紀穆は当時の火箭が火薬を動力としていたことを断定しています。
  2. 要するにミサイルだね。ミサイルの神さま? 鉄砲玉の神さま。
  3. http://ja.wikipedia.org/wiki/鉄砲玉
    1. 鉄砲玉(てっぽうだま)とは、ヤクザ社会においてその暴力団にとって敵対する者を殺害する狙撃者のことである。
    2. 概要
      1. その敵対者を殺害するために存在する。
      2. よってそれを担う者は長期の懲役を覚悟しなければならないため人選は意外と難しいらしい(買って出る者は少ないであろう)
      3. 鉄砲玉の上役(要するに組長など)は、その組織のために人生を犠牲にした者に配偶者や子がいる場合その者達に一時金や生活費を工面する彼らなりの道義的な義務があるとされる。

招魂教と憑依力

  1. 憑依力とは何か?
  2. 招魂教の憑依力の根源は何か?

靖国の招魂教と中国の招魂

  1. 招魂教でぐぐると、「武侠小説--司馬紫煙--情侠--三十一 招魂天尊」に「招魂教」が出てくる。「天尊」を招魂するらしい。
  2. http://www.b111.net/wuxia/smzy/qx/031.htm
  3. 招魂幡」をもった32名の男女が・・
  4. 「棺」とあるから、葬式の場面なのか? 「當棺蓋整個掲開後,棺内又緩緩坐起兩個形如&#65533;屍的老者,一個身著紅袍,&#65533;一個穿的是刳棔」。楚無情さんと李嬌嬌さんとが、招魂天尊さんが率いる道教的ロボット軍団(?)と戦う、漫画的戦闘場面であった。

諌死と招魂

  1. 高山彦九郎の自死が生者に与えた憑依力を、システマティックに拡大したのが招魂教。
  2. 諌める権限を有するヒトが、諌めた結果の罰としての死。
  3. 諌死は効果を持たなかった。
  4. 『死ぬまで忠魂』の結果としての死。には憑依力がある。『死ぬまで忠魂』主義。忠犬ハチ公。
  5. 殉死。
  6. 或る種の自殺を賞賛する文化。自殺賞賛文化。文化はどのような行為を賞賛するかによって決まる。

忠魂主義と招魂

  1. 忠魂主義は、上位者への忠誠を最高の徳目とする思考様式のこと。
  2. 天皇主義→忠魂主義→招魂教。天皇主義的忠魂主義の実現の手段として、招魂教が考案された。

《あらたま》と招魂

  1. 「敵を殺そうとして殺されたヒトの魂」は《あらたま》の一種であろう。

殺気と招魂

  1. 「敵を殺そうとして殺されたヒトの魂」は「殺気」だな。

検索

招魂教》 - [タイトルに一致 招魂]

忠魂主義》 - [招魂教 - [#『死ぬまで忠魂』の結果としての死。には憑依力がある。『死ぬまで忠魂』主義。忠犬ハチ公。]]

ゴミ箱 - [#少なくとも元宮には、実行犯ではない関係者も招魂されている。]

モノ - [#同一のモノ(たとえば靖国神社)が時間とともに、意味が変わっていく、という問題。靖国神社は時間的連続性を有する。視点の方が千差万別。大村の招魂社と福羽の招魂社と陸軍が祭祀する招魂社と、神官が祭祀する招魂社と、明治期の靖国神社と元宮併合後の靖国神社と、戦後の靖国神社と、遺族にとっての靖国神社と、現在の右翼にとっての靖国神社とでは同一性を有するのか? 何らかの視点から見ることによって生じる意味を取り除いた、モノとしての靖国神社には意味がない。《思いこみ》重ね合わせられないモノには意味がない。《思いこみ》が問題である。存在しないモノへの《思いこみ》は空虚である、存在するモノへの《思いこみ》には《ちから》がある。《モノへの思いこみ》がそのモノ『意味』である。]

《繋がり》 - [military shrine - [!![barbaroi:4502] 文久3年の招魂祭の「殉難の志士」の過半数(41人中25人)が暗殺事件の関係者]]

高山彦九郎招魂墓銘」 - [タイトルに一致 招魂]

諌死の憑依力・・高山彦九郎から靖国神社へ - [#[barbaroi:4556] 嘉永 6年 1853 斎藤拙堂の『招魂墓銘』]

おまけ - [#靖国神社の元宮に招魂された46人中29人は要人暗殺・・ 2006/08/20 ]

招魂教(靖国神社)はテロリストのための新興宗教である - [タイトルに一致 招魂]

国体・政体二元論→神聖主権・世俗主権二元論 - [#Q:「天皇を軍神化すると強兵になる、という神話が生まれた理由は」。迷信の構造。水戸国学と招魂呪術のテロで徳川幕府を倒した、という『経験』。]

高山彦九郎 - [1853 嘉永 6年 春正月 斎藤拙堂『高山彦九郎招魂墓銘并序』を稿し、高山彦九郎と蒲生君平を「双烈士」と併称し、谷中臨江寺の蒲生君平墓に相並べ建墓しようとする。]

『悪』 - [靖国の原点は慰霊ではない - [靖国神社の元になった「招魂社」は幕末の志士(今で言うテロリスト)たちが政敵を殺そうとして逆に殺された瞬間の魂を招く儀式から始まった。その儀式を通じて生者に、敵への憎悪をかきたて、死への恐怖心を麻痺させ、戦闘の鬼へと変身させる儀式だったのである。]]

ゴミ箱2007-04 - [##>>『招魂社成立史の研究』は、招魂社発生のルートを次の6つに]

《他者の思いこみ》 - [#『他者のたましい』は《他者》《求める思いこみ》である。招魂は、死者の《求める思いこみ》を私の《思いこみ》として取り入れることである。]

他民族には「天皇制」は広まらなかった - [(3)福羽美静系の、招魂と国民に対するイデオロギー装置としての靖国神社 ]

日本の神道は、来るべき帝国の世界宗教たりうる - [* 2006-08-22(火):これは道教を誤解していたようです。道教の招魂は個人的・平和的なものでした。(道教(陰陽道)にも招魂祭はあるけれど・・ http://www.asyura2.com/0601/cult3/msg/320.html)。端的に、呪術的な新興宗教と言うべきでした。]

正義』 - [招魂教関係年表 - [1862 文久2年 12.24 「如蘭日記」巻22 京都参集の正義の士古川美濃守躬行、津和野]]

靖国神社の元宮に招魂された46人中29人は要人暗殺 - [タイトルに一致 招魂]

同一性』 - [《重ね合わせ》 - [#大村の招魂社と福羽の招魂社と陸軍が祭祀する招魂社と、神官が祭祀する招魂社と、明治期の靖国神社と元宮併合後の靖国神社と、戦後の靖国神社と、遺族にとっての靖国神社と、現在の右翼にとっての靖国神社とでは同一性を有するのか? ]]

文久3年に招魂された人びと - [タイトルに一致 招魂]

原因 - [招魂とはなにか? - [1983.03.所収)という論文を取り寄せてみました。ひとつの現象の理由・原因]]

ゴミ箱2006-10 - [#要注意な宗教はもう一つ、招魂教。]

《重ね合わせ》 - [#大村の招魂社と福羽の招魂社と陸軍が祭祀する招魂社と、神官が祭祀する招魂社と、明治期の靖国神社と元宮併合後の靖国神社と、戦後の靖国神社と、遺族にとっての靖国神社と、現在の右翼にとっての靖国神社とでは同一性を有するのか? ]

ゴミ箱2006-08 - [人霊を鏡に移す(写す)といった儀式が何時から始まったのかわからない。少なくとも高杉晋作の招魂場には鏡の儀式はなかったであろう。]

文久3年の祭文 - [招魂というコトバがないね。]

招魂とはなにか? - [タイトルに一致 招魂]

招魂教関係年表 - [タイトルに一致 招魂]

military shrine - [##高山彦九郎招魂墓銘]

「江戸城における招魂祭祭文」 - [タイトルに一致 招魂]

ゴミ箱2006-07 - [#科学原理主義、常識原理主義、招魂原理主義の狂信と、《ヒトの群れ》の利益の合理的判断を旨とするべき世俗的権力との関係。ウェーバーの心情倫理と結果倫理。信条倫理と責任倫理。]

テレビ - [靖国神社が「国」を滅ぼす - [靖国神社(招魂教)の呪術は、まず、内地・外地の青年将校たちから合理的思考力を奪い、(マスコミからも奪い)、最後には、最も合理的判断が必要とされる軍部中枢からも合理的な反省力を奪ってしまった。したがって、「国を滅ぼした」のは、戦犯である以上に、靖国神社がもたらした呪術的非合理主義なのである。]]

ゴミ箱2005-12 - [#明治政府の失敗は、招魂教という新興宗教を中心に据えようとしたことである。]

ゴミ箱2005-10 - [#国を靖んずるためには武力行使の際の英霊だけでは不十分。日本の繁栄・平和・名誉のために尽くしたすべての人々の霊を招魂し、合祀すべきである。その人々の祖先の霊も、祖先たちがその人を生み出した貢献の故に招魂し、合祀すべきである。「日本の繁栄・平和・名誉のために尽くしたすべての人々」には国籍を問う必要はない。とすれば、永かからぬうちに靖国神社は人類に属するすべてのヒト祖霊社になっていくだろう。]

ゴミ箱2005-09 - [[barbaroi:4469] Re: 文久2年12月の招魂儀礼と1月の坂下門事件]

ゴミ箱2005-08 - [靖国病。招魂病。]

靖国神社が「国」を滅ぼす - [靖国神社(招魂教)の本質というのは、敵を殺す鬼になった時に殺された死者の魂を招いて、生者に憑依させ、生者から合理的な反省力を奪って、無我夢中の状態で敵を攻撃するように仕向ける、という呪術にある。]

靖国和魂神社分離案 - [そこで提案ですが、もし、力ずくではない真の「八紘一宇」を説こうというのであれば、まず、靖国神社から招魂教の荒魂を分離した、靖国和魂(ニギタマ)神社を建てるべきです。現在の靖国神社では、戦争の遺物が多すぎて、英霊がニギ魂になることを妨げられています。荒魂のままでは、人々に戦争の狂気を惹起し続けます。]

招魂教(靖国)→特攻→自爆テロ - [タイトルに一致 招魂]

靖国の原点は慰霊ではない - [「慰霊」ではなく「招魂」から始まったのが靖国神社です。]

[barbaroi:6120] Re: もいっぺん「招魂」について

    1.  そしてわかったことは、これら「和文」の歴史物語には、「招魂祭」は出てこないという、たったそれだけのことです(^^ゞ
    2.  四鏡物と『吾妻鏡』との違いは、前者が和文なのに対して、後者は漢文だということでしょうか。

http://tech.heteml.jp/2006/08/post_714.html

    1. 竜馬の墓は、今は京都霊山護国神社(東山招魂社)にあるんだけど、元々は正法寺の境内にあった「霊明社(霊明神社)」にあったんよね
    2. 東山招魂社の創建のときに、1000坪あった霊明社(霊明神社)の土地の大半が政府によって上知(要するに没収ね)されちまった

Last modified:2007/07/08 11:50:14
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