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1432の法則

予備知識→「1432の法則

定義

人びとを政治的判断の方法で分類すると、

  1. 1割のヒトが、抽象的概念を用いた評価を行っている層
  2. 4割のヒトが、具体的で短期的な集団利益による評価を行っている層
  3. 3割のヒトが、時勢の善し悪しや争点に関するシンプルな回答をよせる層
  4. 2割のヒトが、争点に関連する判断の認められない層

に属する、という法則。たけ(tk)の独自用語なので注意。専門知識のあるヒトに語る場合には「キャンベルの『概念化の水準』の4分類」と言うこと。

『政治行動の社会心理学』p.67-68

    1. キャンベルら(Campbel at al., 1960)による『The Amerikan Voter』のなかで展開された「概念化の水準(levels of conceptialization)」に関する議論です。
    2.  彼らは1956年の面接調査の対象者に政党(共和党、民主党)と大統領候補(スティーブンソン、アイゼンハワー)の好き嫌いをたずね、自由回答の内容によって対象者の概念化の水準を次の4水準に分類しています。まず、もっとも高位にあるのが
      1. 水準Aの「イデオロギー」。抽象的概念を用いた評価を行っている層です。(のちに「イデオローグ」ともよばれます)。次の
      2. 水準Bは「集団的利益」とよばれます。具体的で短期的な集団利益による評価を行っている層です。この下に位置する
      3. 水準Cは「時勢(nature of the times)」とよばれます。時勢の善し悪しや争点に関するシンプルな回答をよせる層です。最後に、もっとも下位におかれているのが
      4. 水準Dの「争点内容欠如」です。文字通り争点に関連する判断の認められない層です。
    3. ・・
    4. 調査結果によれば、各水準の割合はABCDの順に
      1. (A層):11.5%
      2. (B層):42%
      3. (C層):24%
      4. (D層):22.5%
    5. でした。
  1. これを大雑把に、合計が10になるように調整したのが、「1432の法則」という、たけ(tk)の用語。
    1. 人びとを政治的判断の方法で分類すると、
      1. 1:抽象的概念を用いた評価を行っている層が1割(A層:11.5%←切り捨て)
      2. 4:具体的で短期的な集団利益による評価を行っている層が4割(B層:42.x%←切り捨て)
      3. 3:時勢の善し悪しや争点に関するシンプルな回答をよせる層が3割(C層:24.x%←切り上げ)
      4. 2:争点に関連する判断の認められない層が2割(D層:22.5%←切り捨て)
  2. 専門家に話すには「キャンベルの「概念化の水準」の4つの層」と言うべきだろう。
  3. 社会心理学の知見を、実践的な知識として再構成する必要がある。
  4. 日本ではどうなのだろうか? 日本の学者は調べねーだろーなー。

区別

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=752593708&owner_id=545566&org_id=752075307

    1. 選挙は、政治ではない。経済である。
    2. ・・
    3. どこの国も、ある程度、発展・安定した近代国家において、選挙を左右するのは、《政治》問題ではない。《経済》問題なのです。
    4. 日本だって、《政治》問題が争点になって勝敗が決した国政選挙なんか、実はただの一つも無いのだ。勝敗を決めたのは全て《経済》問題だった。

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Last modified:2008/03/23 09:55:18
Keyword(s):
References:[ゴミ箱2008-3]