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「権威主義的性格」

予備知識「権威主義的性格」

定義

アドルノの「権威主義的性格」

  1. 『心理学の基礎知識』p.274、7-28。
      1. 伝統的な因習に対する無批判的同調
      2. 権威と威光のあるものへの強迫的な屈従
      3. 弱者への攻撃性
      4. 内省を欠き、理想主義に対してはシニシズム
      5. 迷信とステレオタイプ
      6. 「力とタフネス」への信仰
      7. 破壊性へのイド・ドライブ
      8. 投射性の強い・主観的な環境認識
      9. 性に対する異常なまでに硬直した態度
    1. 権威主義的性格は・・自分たちの不満をスケープ・ゴーツとしての外集団に対する憎悪に転換させ、同時に、孤独であることの不安から逃れるために、外在的な権威へのマゾヒズム的な貢献によってアイデンティティを確保しようとする。しかも、その内奥には、不安を罪悪感と葛藤がうずまいており、たえず「抑圧移譲の原理」にしがみつかねばならない。
    2. プロトタイプとしては、人びとの自我が超自我を内面化することに失敗し、その結果として、自己のすべての側面において不安定な心理状態におちいっていることを示している。
    3. アドルノたちは、とくに幼児期にその内発性を抑圧してしまうような習慣の中で育つことによって、ゆたかな創造力や独創性が失われることを、権威主義的性格のひとつの成立要因と見ている。

http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Club/7664/keni.htm

    1. 権威主義的性格
    2. 立場や年齢が上の人の言うことに従うべきであるという観念は、一般的な社会倫理です。しかし、権威主義的な傾向が強い性格の人の場合は、自分より立場や年齢が上の人のでも、気の弱い人や自分よりも権力や実力が劣っていると感じている相手に対しては、侮ることもあります。モラルとして上の立場の人に従うべきと思っているのではなく、自分より力のある者に服従しているのです。立場が上の人でも従うのは、能力や権力や気の強さなどから、本人にとって威圧感が感じられる人物であることが前提になっています。立場や年齢が上の人でも、気の弱い人や、自分よりも権力や実力が劣っていると感じている相手に対しては、従うのに抵抗を感じたり、場合によっては侮って従いません。権威主義的な傾向が強い性格の人の中には、弱い者は強い者に実力行使されても仕方がないという弱肉強食のような考えを持っている人もいます。
    3. ・・
    4. 反権威主義的性格
    5. 反権威主義的性格とは、権威に反発する傾向がある性格です。反権威主義的性格の人は、反骨精神があり、自分が組織に支配されることを好まなかったり、権威のある人や組織に対して、批判したり、時には攻撃的な態度にでる事もあります。そして、自分が権威を得ることは特に望まないという人が多い。
    6. ・・
    7. 非権威主義的性格
    8. 非権威主義的性格とは、権威も意に介さない傾向がある性格です。自分自身や周りの人に、権威があっても無くても、特に気にならないタイプです。自分の立場や相手の立場に拘らずに、話をしたり行動したりします。組織に支配されるような環境でも、権威に反発している訳ではないので、組織に対して反抗的な態度をとろうとはしません。しかし、相手が間違っていることを言ったり行ったりした場合は、立場が上の人や権威のある相手に対しても、遠慮なく意見を言います。自分から積極的に権威を得ることを欲しているのではありませんが、もし権威を得る立場になったら、それはそれで嬉しいと思うこともあるかもしれません。だからと言って、権威に執着しているのではありません。例えば、非権威主義的性格の人が、何かの分野で一番になりたいと思って努力している人がいるとします。この場合は、名誉や権力を得たいからではなく、負けず嫌いであったり、高い目標に挑戦したい性格の人物である可能性があります。
    9. 権威の力が及びにくい環境で育った場合は、非権威主義的性格になる可能性も考えられます。例えば、権威が感じられる社会から隔絶されたような環境で生活していた場合、または、権威の力に脅かされないような擁護された生活を送っていた場合、または、権威のある立場に属していて、他の権威の影響を受けにくい環境などです。

http://blogs.dion.ne.jp/mrgoodnews/archives/2853197.html

    1. アドルノの「権威主義的性格」と「民主主義的性格」
    2.  フランクフルト学派のT.W.アドルノ(1903〜1969)は、第2次世界大戦後にナチスを支持した人たちの性格について、大規模な調査分析を行って、そこに共通する性格(パーソナリティ)を明らかにし、これを「権威主義的性格」と名付け、これに対する「民主主義的性格」と対比した。
    3. 権威主義的性格
      1. 1.強い者にへつらい、弱い者に威張る。
      2. 2.人種的宗教的などの偏見と差別意識にとらわれやすい。
      3. 3.自分の集団だけに忠誠心を感じ、他の集団には冷淡である。
      4. 4.善玉か悪玉か、敵か味方か、白か黒かというように全てのことを二分法的に決めつけ、中間や第3の立場を認めない。
      5. 5.型にはまった紋切り型の考え方(ステレオタイプ)にはまりやすい。
      6. 6.人間を人柄ではなく、肩書き、生まれ、家柄、学歴などの外面的な特徴で判断してしまう。
      7. 7.特に人間を序列化してタテの上下関係で捉えようとし、優秀な人物と劣等な人物とを区分しようとする。
      8. 8.「正しい」ということを「強い」ということにすり替え、「勝てば官軍(Might is right.)」の考えで、権力や金力、腕力のある者になびいていく。
      9. 9.人間を者のように考え、人を利用しても平気でいる。
      10. 10.人間を信用していない。
      11. 11.「現実主義」を自称して、理想主義的な努力にたいして皮肉で冷笑的な態度をとる。

区別

愚かな人びとと権威主義的性格

  1. 「愚かな人びと」というのは罵倒のコトバ
  2. 権威主義的性格が愚かであるとは思えない。暴力状況に対する合理的な防衛反応なのだと思う。
  3. 愚かであるが故に、暴力状況であると誤解してしまうが故に、誤想防衛的に権威主義的性格を形成してしまう、ということは、あるかもしれない。

権威主義的性格と欲求分類リスト

  1. 関係的欲求であろう。
  2. 僑腺.秩序欲求・・暴力的階位秩序を求めているのか?
  3. 僑贈.優越欲求・・下位の者に対する優越欲求は強そうだ。
  4. 僑贈.承認欲求・・承認されていないという、欲求不満が有るだろう。
  5. 僑贈.顕示欲求・・顕示欲求はない。『悪』であると知っている。群集に隠れて匿名で弱い者いじめをするのが好きだ。上位者に対してへつらうときにも、隠れて行おうとする。へつらいが『悪』であると、非難されることを知っているからだ。
  6. 僑10.不可侵欲求、僑12.防衛欲求・・攻撃され侵された経験がへつらいを生んだのだろう。へつらいは防衛反応なのだ。
  7. 僑14.支配欲求・・弱い者いじめは、支配欲求にみえて別のものだ。いじめでは支配できないし、支配した後の責任を負うつもりもない。
  8. 僑15.服従欲求・・自発的服従・・でもない。《怯え》への防衛反応だから、権威者に対する心服が有るわけではない。支配者への尊敬が有るのなら弱い者いじめにはならない。もっとも、暴力的支配者への尊敬かもしれない。暴力的支配への合理化が行われれば、暴力的支配者への自発的服従になり、服従欲求ということにもなるかもしれない。が、支配的地位に近づけは、裏切りに発展するだろうから、服従欲求というのは不当だろう。
  9. 僑16.同化欲求・・暴力的支配者への同化の欲求は有る。三下の欲求。ボス猿の三下としてボス猿に同化したいという欲求。
  10. 僑20.屈従欲求・・僑15.服従欲求とは別に屈従があるということは、権威主義的性格の外形的服従を屈従と呼んでいるのかもしれない。《怯え》による外形的屈従は欲求とは言えないのではないか?
  11. 僑21.非難回避欲求・・隠れて行えば非難されない、ボス猿に屈従していれば非難されない、と思っているのだろう。
  12. 僑23.排除(拒否)欲求・・いじめは排除欲求だろう。
  13. 僑25.救護(依存)欲求・・ボス猿に対する依存欲求。

権威主義的性格と《怯え》

  1. ボス猿主義者は怯えているのだ。暴力的に扱われることへの恐怖に支配されているのだ。

権威主義的性格と《ヒトのアニマ》

  1. 権威主義的性格は《ヒトのアニマ》である。《ヒトのアニマ》の傾向のひとつである。

権力と権威主義的性格

  1. http://www.web-sanin.co.jp/gov/boutsui/mini05.htm
    1. 暴対法第9条第1項第4号では、暴力団の縄張りの意義を、「正当な権限がないのにもかかわらず、自己の権益の対象範囲として設定していると認められる区域をいう。」と定義づけています。
  2. 権力と暴力団とは「正当な権限」でしか区別できないということ。「正当な権限」というのは《思いこみ》である。《思いこみ》でしか区別できないということ。

ヤクザと権威主義的性格

  1. ヤクザ、的屋、暴力団の儀式。参考になります。http://www.asyura2.com/0601/senkyo18/msg/473.html 投稿者 新世紀人 日時 2006 年 1 月 09 日 11:52:02: uj2zhYZWUUp16
    1. http://www.web-sanin.co.jp/gov/boutsui/mini07.htm
    2. 7)盃事(さかづきごと)、親子盃
    3. http://www.web-sanin.co.jp/gov/boutsui/mini00.htm

《怯えつつあるモノ》と権威主義的性格

ボス猿主義と権威主義的性格

追従ザルと権威主義的性格

  1. 追従ザル」というのは、単なる揶揄の言い方。
  2. 追従ザルは、《ヒトの群れ》を構成する人びとの分類の概念。
Last modified:2006/09/28 00:00:55
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