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《視点の移動》

キーワード《視点の移動》

定義

《知りつつあるモノ》が一つの《思いこみ》世界から別の《思いこみ》世界に移動することを《視点の移動》という。

《知りつつあるモノ》《思いこみ》の中に入り込むことができる。その《思いこみ》から出て別の《思いこみ》の中に入り込むこともできる。ということ。

《知りつつあるモノ》《思いこみ》の中に入り込むとき、その《思いこみ》《知りつつあるモノ》世界となる。

区別

《視点の浮遊》と《視点の移動》

  1. 操り人形は観客を操る。観客は人形つかいを操る。人形つかいは人形を操る。という循環が生じる《視点》《視点》が浮遊しているのである、か? 劇場を外部から眺めているヒト《視点》か?
  2. 人形劇を企画したヒト原因者か? しかし、企画者は以前の上演の際の観客が原因となって企画するのであるから、以前の観客が原因者ではないか?
  3. 原因関係の循環というのは、普通に見られる現象だろう。

《視点の移動》と『矛盾律』

  1. 『形而上学』上・p.122:同じもの(同じ属性・述語)が同時に、そしてまた同じ事情のもとで、同じもの(同じ基体・主語)に属し且つ属しないということは不可能である。(矛盾律)
  2. 《視点》を固定した場合には、見え方は一つである、ということ。
  3. 《視点》が異なれば、見え方はかわる、ということ。
  4. 《視点の固定》と《視点の移動》公理系の選択は《視点の移動》を生じる。
  5. 記述にあたっては、《視点の移動》を行わないほうがよい。読み手が混乱する。記述のルール
  6. 弁証法においては、《視点の移動》を、記述のルールとする。

《視点の移動》《視点》の位置を特定するパラメータ、《視点のパラメータ》

  1. 《視点のパラメータ》とは、《視点の移動》を記述する前提としての、《視点》の位置を特定するためのパラメータをいう。
  2. 《視点》の「移動」は、《視点》に位置があり、その《視点》の位置が変化することを意味する。《視点》の位置を特定するためのパラメータがあることを意味する。
  3. デカルト的客観の《視点》を特定するパラメータは何か?
  4. 量的なパラメータなのか? 質的なパラメータなのか? 
  5. 「相手の立場に立つ」というのは一つの《視点の移動》。単純に、空間的移動によって相手が立っている場所に移動して物理的世界を見れば、それも一つの「相手の立場に立つ」ことである。
  6. 相手の《状況》を想像して、その想像の《思いこみの世界》の中で事物を見ることを「相手の立場に立つ」という。宅間くんが置かれた《状況》を想像して、宅間くんの妄想を想像して、宅間くんの立場で事物を見ること。
  7. 《視点のパラメータ》
  8. デカルト的客観の《視点》は宇宙の外にある。微小世界を外部から観察して理論化し、それを延長して適用して、大きな世界を推論する、という《視点》
  9. 『仕事』《視点》は、外部の大きな《ちから》への受動的な《動き》循環《ヒトの群れ》《アニマ》に組み込まれることによって、《ヒトの群れのアニマ》への《入り込み》によって、《ヒトの群れのアニマ》からの《視点》を得る。
  10. 《今・ここの・このモノ》の中の《知りつつあるモノ》からの《視点》
  11. 《ヒトの群れのアニマ》は「在る」。多くの人びとがそれを信じて動くことによって、実在化する。《ヒトの個体》《思いこみ》による《動き》によって《群れの動き》の輪郭ができる。パターン=輪郭はモノを作る。インクやピクセルのパターンは文字というモノを作る。絵というモノを作る。道具モノのパターンである。道具のイデアに対応する形を有するモノ道具である。
  12. メモリ中のビット列の形は、それだけでは、どのような意味を持つかは決まらない。そのビット列を利用する側の《視点》によって、意味が決まる。(文字コードか、数値か、コマンドか、ポインタか、ゴミデータか・・)。
  13. モノ《かたち》モノへの《視点》モノを生み出す。世界の中の一部分の《かたち》と、世界への《視点》モノを生み出す。

《視点の移動》多次元輪郭世界

  1. 多次元輪郭世界《視点の移動》に伴う輪郭の違いを統合する空間である。一つのモノに対する輪郭が、視点によって異なる時、一つのモノのまわりに複数の視点を配置するという空間。モノへの視点を配置する空間。認識者の集合。異なる輪郭を報告する認識者の集合。異なる輪郭を報告する認識者の世界を配置する世界
  2. 《視点の移動》に伴う輪郭の違いを統合するには、異なった視点からの異なった世界を、座標変換として捉え、座標変換のパラメータを座標軸として追加すればよい。
  3. 複数の《思いこみの世界》を遍歴するような《視点の移動》では、座標変換は容易ではない。が、可能性としては、可能である。
  4. 科学的な知識の《思いこみの世界》は、物理的な座標軸の空間のなかに展開されるモノではない。しかし、物理空間の中の或る部分について、科学的な知識の或る部分が対応しており、科学的な知識を物理空間の一部に重ね合わせることによって、科学的に認識する、という作業が行われる。物理空間において連続している事象(木の葉の内部の細胞と外部の風)は、科学的知識においては離散的であろう。
  5. 科学的知識は座標系の中に配置されたモノではない。か? 連想的な概念の繋がり、グラフ的な空間に配置されているのではないか? トポロジカルな配置と座標系での配置とでは変換が可能なのではないか? 離散的な要素の集合と連続的な物理空間での配置とでも変換が可能なのではないか? 多対多の錯乱した対応関係でも、対応関係には違いない。多対多の錯乱した対応関係のすべての集合が、座標変換の規則となる。
  6. 科学的知識以外の《思いこみの世界》であっても、事情は同じである。
  7. 風にそよぐ木の葉の輪郭は、無感動な《知りつつあるモノ》の視点からの輪郭、アニミズム的な視点からの輪郭、科学的知識の視点からの輪郭、生物学者の視点、気象学者の視点、粒子力学の学者の視点、画家が色彩を選ぶ視点からの輪郭、樹木の所有者の視点からの輪郭、清掃人の視点からの輪郭、とで異なるであろう。《私》《視点の移動》によって複数の輪郭があることを知っている。《視点の移動》が可能であるということは、それらの視点がおりなす世界座標変換によって移動するということである。座標変換のためのパラメータは膨大であり、錯乱しているかもしれない。しかし、座標変換が可能であるからこそ、《私》《視点の移動》によって複数の輪郭を見ることができるのである。座標変換パラメータ軸は何本あっても構わないのである。それらはすべて物理空間の座標軸に直交しているのである。特定の視点に移動するというのは座標変換パラメータ軸の群れのなかで特定のポイントを選択するということである。このポイントは、いかに複雑な座標軸群の中に在ろうとも、現在の物理空間の座標軸に直交した位置に在る、ということには変わらない。選択されたポイントを現在の物理空間の座標軸に直交した位置に置けば、《見通し》のためには十分なのである。座標変換パラメータ軸群の中で一点を選択すればその世界での《見通し》が、多次元輪郭空間の中に出現する。座標変換パラメータ軸群の中でその一点に直接向かう方向の座標軸を取り出せば、物理空間の座標軸に直交する単純な5次元の輪郭空間になる。

公理の選択と《視点の移動》

  1. 公理の選択の変更は《視点の移動》である。
  2. 直観モノの内部に入り込むことができる、という公理を立てれば、その公理に基づく《思いこみの世界》が形成され、《知りつつあるモノ》はその《思いこみの世界》を通じて世界を認識するようになる。

http://f49.aaa.livedoor.jp/~think/cgi-bin/bbs.cgi + α

11 名前:たけ(tk)(レス魔社長)さん 投稿日:2/20-17:42 No.4569

ゲーデル以後の公理主義


http://wiki.fdiary.net/moikomi/?%B8%F8%CD%FD%BC%E7%B5%C1

(4)公理に基づく論理体系は唯一のものではなく、基礎となる公理を入れ換えることにより、複数の体系が可能である。複数の公理系がそれぞれ無矛盾な論理体系として併存することが可能である。


ということを率直に認めることから新たな地平が始まると思う。

量子論も特定の公理に基づいた、一つの公理系に過ぎない、と認める必要があるだろう。間主観性も一つの公理系だろう。モノ世界も一つの公理系だろう。

複数の公理系の間を遍歴することを《視点の移動》と呼んでいる。

『複雑系脳理論』http://www.saiensu.co.jp/magazine-htm/spsk-200202.htm)には「カオス的遍歴」の仕組みが書かれている。それと同じかどうかは分からないが、我々の脳は複数の公理系を理解し、それを行き来することができる、らしい、ということは分かる。

Last modified:2007/04/07 15:51:01
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References:[《ヘラクレイトスの「ロゴス」》] [《思いかさね》]