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《群れ》

キーワード《群れ》

定義

区別

《群れ》は『集まり』か『モノ』

  1. 素粒子は粒子か波か。波というのは《群れ》の形の変化だな。
  2. あるモノを『モノの集まり、群れ』とみるか、モノとしてみるかは、視点の違いだろう。
  3. 或る同じモノを、《群れとみる視点》と、《個体としてみる視点》と、《群れの中の個体としてみる視点》。
    1. 《群れとみる視点》は、モノAの内部のモノB1..Bnとの繋がりでモノAをみる視点。
    2. 《個体とみる視点》は、モノAと、それと同じようなモノC1..Cnとの繋がりでみる視点。
    3. 群れの中の個体とみる視点》は、モノAと、それと同じようなモノC1..Cnの《群れ》というモノとの繋がりで、モノAをみる視点。
    4. 視野の中に入っている、そのモノAならざるモノの違いによって、視点の違いが決まる。

《群れ》の主体性

  1. 主観的体験の《視点》、主観的な《動き》、主観的な判断、意志。
  2. 我々人間は、体細胞の《群れ》である。
  3. 《群れ》の主観的体験のモデル化
  4. 単細胞生物の《群れ》。ボルボックスや細胞性粘菌の移動体。ヒトとリバイアサン。生き物のように動く魚の群れ。
  5. 《群れの中の個体》《群れ》
  6. 《群れの中の個体》には主体性があるものとする。《群れの中の個体》は自らの《視点》を持ち、自らの意志で動くモノとする。
  7. 《群れ》動くものである。《群れ》《動き》を作り出しているものは、《群れの中の個体》《動き》の総体である。
  8. 《群れ》《動き》原因となっている情報は、「《群れの中の個体》への情報」の総体である。
  9. モノへの情報」には「モノへの入力情報」と「モノの内部情報」とがある。
  10. 《群れの中の個体》への情報」にも入力情報と内部情報とがある。
  11. 《群れ》《動き》原因となっている情報を、「《群れ》への情報」と呼ぶことにする。「《群れ》への情報」にも「《群れ》への入力情報」と「《群れ》の内部情報」とがある。
  12. 《群れ》の内部情報」は、「《群れの中の個体》の内部情報」の総体ではない。
  13. 《群れの中の個体》への入力情報」には、《群れ》の外部からの入力情報と、《群れ》の内部に関する入力情報とがある。《群れ》の内部に関する入力情報には同じ《群れ》の中の他の《群れの中の個体》に関する情報《群れ》全体の形や《動き》に関する情報《群れ》全体の中での自分の位置の情報《群れ》全体の中での注目した他の《群れの中の個体》の位置の情報などが含まれる。また、他の《群れの中の個体》から自分へと伝達された情報も、《群れの中の個体》の入力情報に含まれる。
  14. 自分から他の《群れの中の個体》への伝達情報は、自分の《動き》である。《群れの中の個体》間の情報の伝達とは、《群れの中の個体》《動き》を他の個体が入力情報として取り入れることである。
  15. 《群れ》《動き》のなかには、《群れの中の個体》間の情報伝達も含まれる。《群れ》《動き》が、《群れの中の個体》《動き》の総体であることにかわりはない。
  16. 《群れ》の内部情報」は、「《群れの中の個体》の内部情報」の総体の他に、《群れ》の内部での情報伝達も含まれる。
  17. 《群れ》への入力情報」は、「《群れの中の個体》への《群れ》の外部からの入力情報」の総体である。
  18. 《群れ》は、「《群れ》への入力情報」を取得し、「《群れ》の内部情報」と合わせて、《群れ》の行動決定回路に従って、《群れ》《動き》を作り出す。
  19. 《群れ》の行動決定回路は、「《群れ》への入力情報」を《群れの中の個体》に振り分け、《群れの中の個体》の行動決定回路に従って《群れの中の個体》《動き》を決定し、《群れの中の個体》《動き》の総体としての《群れ》《動き》を作り出す、という回路である。
  20. 《群れの中の個体》が組織化されていない場合には、《群れ》の行動決定回路はカオス的な、予測不可能な《群れ》《動き》を作り出すだろう。全く組織化されていない場合には、《群れ》自体を消滅させる《動き》を作り出すだろう。
  21. 《群れ》が一定期間維持されているということは、《群れの中の個体》の行動決定回路の中に、《群れ》を維持するような回路が含まれていることを意味する。たとえば、他の個体との距離を一定以下に保つ(離れ過ぎないように動く)というような回路が、《群れの中の個体》の行動決定回路の中に含まれているだろう。
  22. ともあれ、《群れ》は、「《群れ》への入力情報」を取得し、「《群れ》の内部情報」と合わせて、《群れ》の行動決定回路に従って、《群れ》《動き》を作り出す。これは、《群れ》《群れ》自体としての主体性を、たとえそれが単なる小魚の群れであったとしても、持っているということを意味する。《群れ》には「《群れ》への入力情報」を取得する《視点》があり、その《視点》からみた主観的体験があることを意味する。
  23. もちろん、小魚の《群れ》《視点》からみた主観的体験というのは、全く混濁した主観的体験というべきであろう。
  24. しかし、捕食者の接近を検知して、それから逃げるという《群れ》《動き》や、餌の豊富な場所を発見してその方向へ向かうという《群れ》《動き》を考えると、《群れ》《視点》からみた世界は、快不快情報を感じる主観的体験の世界であると考えてもよい。小魚の《群れ》は快不快情報を感じて、《群れ》の行動決定回路を通じて、《群れ》《動き》を作り出す。単細胞生物の《群れ》も同様であろう。
  25. 単細胞生物の《群れ》が多細胞生物に進化する時には、《群れの中の個体》は組織化される。組織化されるというのは、《群れの中の個体》の行動決定回路の中に変化が生じるということ。《群れ》の生き残り可能性を増大させるような《群れ》《動き》を生み出すような《群れの中の個体》《動き》を生み出す回路が、《群れの中の個体》の行動決定回路の中に組み込まれることを意味する。
  26. 《群れの中の個体》が組織化された《群れ》《視点》からみた世界は、進化とともに、徐々に秩序化されていく。最初は、捕食者の臭い、餌の臭いという動きに直結した快・不快の情報だけからなる世界であろう。
  27. 途中の進化の段階での主観的世界の様子はよくわからないが、視覚情報から3次元的世界情報へ再構成すること、『仲間』を識別するための機能が発達して『仲間』とそれ以外のモノとが区別された世界として認識すること、『仲間』が発する合図や言語を世界の中から切り出すこと、そして単細胞生物の《群れ》である多細胞生物が《群れ》をつくること、というように進化したようである。
  28. 《群れ》《視点》への入力情報は、《群れの中の個体》への入力情報のうち、《群れ》の外部から《群れの中の個体》への入力情報の総体である。つまり、体細胞への人体外部からの情報の総体である。
  29. しかし、我々は、体細胞への人体外部からの情報の総体への《視点》を、通常はヒト《視点》とは呼ばない。我々がヒト《視点》と呼ぶのは、体細胞への人体外部からの情報の総体を再構成した内部情報への《視点》である。
  30. ・・
  31. 神権国家の時代には『自我』は発見されていなかったのではないか? 『私』は主体性を持つモノとしては認識されていなかったのではないか? 『他者』のみが主体的な存在として認識されていたのではないか? 決定者は『他者』でなければならない、という認識があり、王は決定者としての『他者』を必要とした、それが『神』を産みだしたのではないか? 他律者であるという人間観。
  32. ・・
  33. 他力本願というのは、自らの内なる、潜在意識の中の他力的傾向を、徹底的に意識化して追い出す、救済者=決定者としての阿弥陀仏を意識の中に持つことによって、他力的傾向を意識化すること。

粘菌アメーバ《群れ》

  1. 生き物は何故群れるのか? メリットは?、メリットを生む出す仕組みは?
  2. 個体間の情報伝達がなければメリットは生み出されえない。
  3. 他の個体の認識がなければメリットがでない。
  4. ある物体が、同一種であるか、そうでないかの区別ができなければ、《群れ》のメリットは出てくることはありえない。
  5. 粘菌アメーバ《群れ》において、「変形体内の各点における収縮リズムは同じ周期を持つ」とするなら、隣の細胞が同種の細胞であることの認識ができていなければならない。他のモノ情報(形、放出物質)を受け取って、それが、同種の生き物であることの識別ができなければならない。
  6. 同種の生き物はどこにいるのか、を記憶していなければ、情報伝達は非効率である。
  7. 他の個体が移動したときに、もとの場所には発見できない。もとの場所の近傍を捜して、それが記憶の中の移動前の同一種の個体と同一であることの識別ができなければならない。
  8. 《群れ》が左右に分かれてループ状に接触したときに、それが、同一の《群れ》の他の部分であるのか、別の《群れ》であるのかを識別できなければならない。(同一群の識別せずに同一種であれば融合する、という方法もあり得る)。
  9. 個体間の距離の確保のための引力と斥力。標準距離での関係確保。《状況》によって、基準距離を縮めたり、伸ばしたり。《状況》が悪いときには基準距離を縮め、《状況》がよいときには基準距離を伸ばす。全体に《状況》が悪くなったときには、部分集団に分裂する。基準距離の縮小に移動が追いつかずに分裂してしまう。
  10. 部分的に《状況》が悪くなったときには、その部分からの撤退が必要になる。その部分でだけ基準距離を縮めても撤退はできない。その部分の周辺部分も基準距離を縮めてはじめて撤退することが可能になる。まわりの部分から引っ張らなければならない。引っ張られる、のではなく、その方向へ移動するということ、移動する方向が分からなければならない。撤退部分の奥でも、どの方向へ移動するかが分からなければならない。
  11. 近傍個体を4つくらい覚えておくこと。近傍個体が有する近傍個体情報から近傍可能個体のリスト(4+4*4=20個)を取り出して、距離を計算して、近傍個体情報を書き換える。接触した個体に関しては、空間情報から近傍個体を取得する。
  12. 近傍個体リストの中で、最も遠い個体が基準距離よりも遠ければ、そちらに接近する。最も遠い個体が基準距離よりも近ければ、もっとも近い個体から離れるように移動する。
  13. 近傍個体リストの中で《不快》情報を持つものがあれば、基準距離を縮めて計算する。最も遠い個体への接近をはかる?。その個体からの回避をはかる?。《不快》個体のうち最も近い個体からの回避をはかる?、最も遠い個体からの回避をはかる?、《快》情報を持つものがあれば基準距離を伸ばして計算する。《快》情報を持つ個体への接近をはかる(?)。もっとも近い/遠い個体への接近をはかる?。両方がある場合には、回避優先?