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喪板

第二百八十五話:”喪板”

ある 日、イケメンモテ男のPCがどうしたわけか、喪板へと繋がれた。
最初はキモメン喪男のモテない話や、イケメンやカップルへの嫉妬や、女への憎悪を書き綴ってるのを
笑って読んでいたイケメンだったが、
喪板会員ではないイケメンが喪板に繋いでる間、従量制で使用料金が増えてゆくのに気付く。
あわてて喪板から出ようとするイケメンだが、非会員が喪板から出るには、
自らのモテない話を書いて喪男会員に一定の評価をされてなくてはいけない。
適当な話をでっちあげたものの、あまりにもリアリティの無い話な為、喪男には評価されないどころか、ネ喪と疑われてしまう。
必死に話を作ろうとするイケメンだが、モテないという経験をした事がない為、とても話が作れない。
自分の話を認めない喪男に対して憤りを感じたイケメンは喪男達を「そんな事だからおまえらはモテない」と罵った為、
余計にネ喪と疑われて叩かれてしまう。
もしも、完全にネ喪と判明した場合には厳しいペナルティが課せられるという。
イケメンは必死に謝りながら、話を作るものの、やはり喪男達からは認められない。
その間にも使用料金はどんどん増えてゆく。
イケメンは次こそは、次こそはと、モテない話を作るが、どれもこれもまともに読んでもらえない。
ディスプレイの前で泣きじゃくるイケメン。
「なんで俺がこんな目に遭うんだ。俺が何したっていうんだ、おまえらよってたかって俺をいじめやがって・・・」
イケメンは悔し紛れにそうした恨み辛みを書き綴る。
すると喪男達が、そのモテないぶりを褒め称え、「お前は今日から俺たちの仲間だ」と認めてくれる。
ようやく喪板を脱出したイケメン。

翌日、喪板の事を忘れ、街へと繰り出すイケメンだが、女達は露骨にイケメンを避け、気味の悪い物を見るような顔で見てくる。
友人同士でコソコソと「キモーい」と話し合っている奴らもいる。
女に話しかけようとするが、何故か緊張して声がかすれてキョどってしまい、女は余計に気味悪がって逃げてゆく。
「一体どういう事なんだ」と近くのショーウインドウに顔を映すと、そこには見るからにキモい男の姿があった。
その頃、元イケメンの部屋には、喪板会員証が届けられていた・・・。

作品情報

作者

出典

  • 第四夜[483]

あとがき

  • (投稿なし)
Last modified:2007/07/13 02:33:44
Keyword(s):
References:[第ニ百八十一話〜第ニ百九十話]