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唐辛子風呂騒動

724 :名無しさん :2007/01/04(木) 19:51:40

新年早々唐辛子風呂に入るという馬鹿なことをしでかした私たちは、
しばらく唐辛子のひりひり感にもだえ苦しんでおりました。
「き、菊さま・・・。冷水を浴びたらどうでしょうか?」
「冷水?それで治るのか?」
「わかりません。でも他に考えつきません。
私とりあえず家に帰りますね。家で、冷水浴びてみますから、
菊さまもやってみてください。それでだめならまた考えましょう。じゃあ、さよなら。」
私は、ひりひりしながら家へ帰りました。
早速、家の風呂場で冷水を浴びてみました。
「ぎゃー!寒い!」
さすがに、いきなりの冷水は寒すぎました。私はとりあえずお湯をかけて体を温めました。
そして、また冷水をかけます。やっぱり冷たい。またお湯。
これを数十回繰り返しました。少しひりひりがひいた気がしました。
きりがないので、ここらへんでやめることにしてあがりました。

725 :名無しさん :2007/01/04(木) 19:58:47

菊さまあれからどうなったかしら。携帯に電話してみることにしました。
「もしもし、菊さまどうですか?」
「おい、冷たすぎて冷水なんかかけれないよ。どうすんだバカヤロウコノヤロウメ!」
「じゃあ、先にお湯をかけて体を温めてから、冷水をかけてみてください。」
「ああそうか。じゃあ、切るわ。」
30分後、私は暖房を効かせた部屋でアイスノンを体にあてつつ
菊さまからの電話を待っておりました。
「プルルルルル」
「はい!菊さまですか?」
「おう!だいぶ痛み治まったけど、完全じゃないよ。お前今どうしてる?」
「はい、アイスノンで冷やしてます。」
「冷やすのか?寒いなあ。でも仕方ないか。やってみるよ、じゃあな。」

726 :名無しさん :2007/01/05(金) 05:21:08

そして数十分後・・・
あああー!熱い熱い!!!良くなったかと思ったのにどうしてっ!?
唐辛子で火照った身体。
それにお湯と冷水を交互にかけ、またアイスノンで冷やす事により、
新陳代謝が活発になってしまったらしい。
人間は身体が温まると痒みと痛みが酷くなるのだ。
ぬぉぉぉぉ!死ぬ!死ぬ!はっ!菊さまは大丈夫かしら!?
PIPIPIPI・・・
「も、もしもし。」
「おう!アイスノンで冷やしたら大分治まってきたよ。
一時はどうしようかと思ったけど!」
「よ、良かったですね。それじゃあ・・・」
「え?もしもし?」
切ってしまった・・・。
菊さま今は良いけど、数十分後に新陳代謝が活発になって地獄を見るわ!
「お前の助言のせいだ!」って怒られるに決まってる。
PIPIPI・・・
菊さまからの着信。出たら怒られる!
PIPIPI・・・
二度目の着信。
PIPIPI・・・
三度目の着信。あぁ、やっぱり怒ってる。

727 :名無しさん :2007/01/05(金) 05:23:01

「・・・もしもし。」
「お、おい!最初よりも焼けるように熱いぞ!何でなんだ!死ぬ〜!」
「・・・新陳代謝が活発になったせいです。」
「チンチン代謝?」
「し、ん、ち、ん!最近チ○コ、チ○コ煩いですよ!」
「チ○コなんて言ってねーぞ!チンチンって言ったんだ!」
「どっちでも良いですよ!本当バカなんだから!こうなったのも菊さまのせいですから!
菊さまなんて大嫌い!二度と連絡してこないで!」
「ちょ、もしもし!アイツ切りやがった・・・」
今は菊さまの事を心配する余裕なんてない。
寝てしまえば熱い、痛い、痒いという感覚がなくなる。
私は携帯電話の電源を切り、窓を開け部屋に冷たい空気を入れ全裸で眠りにつく。
ZZZZZ・・・
「おいっ!起きろ!」
「・・・んー」
「起きろって!俺様が来てやったんだぞ!」
「・・・俺様???・・・き、菊さま!?」
私は驚いてベッドから飛び起きた。
「ど、何処から入ってきたんですか!?」
「窓開いてたから。」
そうだ。窓開けたまま寝たんだっけ・・・
ってそういえば私全裸で寝たんだった!!!
「キャー!見ないで〜!」
「何恥ずかしがってんだ。もう見ちまったよ。」
「あわわ・・・イヤー!!!忘れて下さい!」
「そんな粗末な身体忘れてーよ!ったく!」
そういうと菊さまは自分の服を脱ぎ始めた。

728 :名無しさん :2007/01/05(金) 05:24:16

「な、何してるんですか?イヤー!ダメですー!」
「何にもしねーよ、バカ!これなら恥ずかしくないだろ?」
菊さまなりの気遣いなのか、ただのバカなのか分からないけれど、
菊さま全裸になってくれた。
「それにしても熱いな。そういえばこれ持ってきたんだ。」
ここに一人の女が全裸になっているというのに、菊さまは普段と変わらない態度。
私はそんなに魅力ないの?ちょっとショックだった。
「何を持ってきたんですか?」
「ジャジャーン!氷とかき氷機〜!」
「は?」
「このかき氷機、リサイクルショップで500円で買ったんだ!」
「シロップは?」
「食べるんじゃねーよ!まぁ見てろって!」
ガリガリガリ・・・
「ちょ、器なしで削ったら氷が溶けて、机の上がビショビショになるじゃないですか!」
「まあまあ。」
「まあまあじゃなくて!何がしたいんですか?」
私は菊さまの行動にムカつきながらも、
菊さまは真剣な目で作業をしているから黙ってみていた。
氷が一袋なくなる頃には机の上に大量のかき氷が・・・

729 :名無しさん :2007/01/05(金) 05:25:33

「わぁ〜!雪が積もってるみた〜い!」
「だろ?東京はあんまり雪降らないから。」
「えいっ!」
私は菊さまの顔に雪をぶつけた。
「何すんだ!w仕返し!w」
「キャッ!冷たい!えいっ!」
お互いが雪をぶつけ合っている内に、雪はなくなってしまった。
「もう終わりかぁ・・・つまんない。」
「じゃあ、コンビニで氷沢山買ってきて雪合戦しよう!」
「はい!」
コート着なくても寒くない。
「俺は雪国育ちだから絶対勝つぞ!」
「私だって負けませんよ!」
菊さまは久しぶりの雪合戦に胸を高鳴らせとても楽しそう。
私たちはコンビニで大量の氷を買い、また雪を作り雪合戦をした。
雪がなくなる頃にはもう朝になっていた。
「ぜぇぜぇ・・・」
「はぁはぁ・・・」
結局勝負はつかず。でも雪合戦している内に身体の火照りと痛みはなくなっていた。
「俺仕事あるから家帰らなきゃ。」
「あ、玄関前まで送っていきます。」

730 :名無しさん :2007/01/05(金) 05:26:39

「今日は楽しかったよ。また雪合戦しような!じゃあ・・・」
「待って下さい!」
「何?」
「・・・あの、私って何の魅力もないですか?」
「何言ってんの?」
「・・・だって私全裸で寝てたのに・・・魅力ないですか?」
「・・・さぁ?どうだろうね。」
やっぱり私には何の魅力もないのか・・・当然か。
「何だよその顔w」
そう言うと菊さまは私にキスしてきた。
「じゃあまたな!」
「は、はい。お仕事頑張って下さいね!」
菊さまは私に魅力あるとは言ってくれなかったけれど、
キスしてくれたって事は少しは魅力あるのかなぁ?
私は少し嬉しくなり自分の部屋に戻った。
「○○!朝よ!起きなさい!」
ガチャッ
「何この部屋寒い!・・・って何なのこのビショビショの床は!!!」
母は床が溶けビショビショの部屋に大激怒!
「○○!何なのコレは!!!」
「これは・・・菊地さんが雪合戦したいって言うから・・・」
「菊地さんが?あの人もういい大人でしょ?そんな事するわけないじゃない!」
「本当だってば!じゃあ電話で聞いてみてよ!」

731 :名無しさん :2007/01/05(金) 05:27:48

「もしもし菊さま。」
「おう。どうした?」
「あの、さっき雪合戦してその雪が溶けて部屋中ビショビショで母が怒っているんです!
菊さま母に説明して下さい!」
「・・・分かった。」
「もしもしお電話変わりました、○○の母です。」
「どうも。」
「○○が菊地さんが雪合戦したいって言って、
床ビショビショにしたって言うんですけど本当ですか?」
「え?僕今まで仕事していてさっき帰宅したんですけど・・・。」
「え?そうなんですか!?」
「はい。○○さん嘘ついてるんじゃないですか?」
「それは大変失礼しました。○○にはきつく叱っておきますので。
お疲れのところすみませんでした。失礼します。」
「菊さまなんて言ってた?」
「今まで仕事してたって。」
「えぇー!嘘でしょ!?」
「アンタ人のせいにして!このバカ娘!」
「本当だってば!菊地さんが家にきて雪合戦したの!」
「まだ嘘つく気!?全く!早く掃除しなさい!
罰として一週間家中の掃除する事!」
「えぇ〜そんな〜」
菊さま仕事だなんて嘘ついて!菊さまのバカ!
Last modified:2007/02/09 09:10:23
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