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桜の花びらが舞い散る頃には・・・ 後編

348 :名無しさん:2007/04/13(金) 21:40:00

菊さまにサヨナラした私は、これで新しい恋を思う存分楽しめると意気込んでいた。
新しい彼、横山さんとはとても気が合う。
彼は毎日、夜必ず電話をくれる。
10分程度しか話さないが、私にとってはとても楽しい時間。
それと、平日の仕事が早めに終わる日は必ずデートに誘ってくれた。
すっかり彼との甘い時間に浸る私ではあったが、時折菊さまのことが
頭をかすめた。
私の方が最初はお熱をあげて、菊さまに近づき、ずうずうしくもお付き合いする
ようになったわけだが、プライドの高い菊さまを結局振るような形にしてしまった。
私はあれから菊さまがどうなっているか気になっていた。


349 :名無しさん:2007/04/13(金) 21:45:28

 気になるが、あれだけ強く別れを切り出した手前、メールや電話をすることは
はばかられる気がした。
アドレスや番号を消すのは忍びない気がして、まだ消せずにいる。
新しい彼ができたとは言え、やはりあんなに心から愛してくれた人。
私にとって菊さまは過去ではあるが、特別な存在だ。
菊さまの様子が知りたくて、芸株を聞いてみた。
番組1周年だというのに、相変わらずの内容ではあったが、菊さまの元気な声が聞けて、
正直安心した。
超能力に凝るのはいいけども、もっと女のこのこと分かって欲しい気がした。
そうすれば、私達もしかしたら別れて無かったかもしれない。
まあ、今更言ってもしょうがないことだけども・・・。


350 :名無しさん:2007/04/13(金) 21:51:54

 秀規は○○と別れてから自分が正直どんな精神状態になるのか不安だった。
しかし、別れた状態に少しずつ慣れてきているのが分かる。
仕事をしているときは忘れているし、友人と飲みに行ったり、遊んだりしていれば
もう彼女のことを思い出すこともなかった。
ただ、夜寝る時には必ず思い出す。
「ああ、あいつ今頃どうしてるんだろう。元気なんだろうか。」
付き合っているときは対して彼女の心配なんかしてなかったのに、別れてからの方が
彼女の健康とか仕事のこととか気にしている。
彼女とは家が近いから少し気まずい。
彼女の母親にもしかしたらバッタリ会うこともあるだろう。
どんな顔して会えばいいんだろうか?
「あのお母さんの料理ももう一生食べれないんだな・・・。」
秀規は彼女の家へ泊まった時のことを懐かしく思い出していた。


351 :名無しさん:2007/04/13(金) 21:56:05

 彼女とのことを忘れたいが為、秀規は毎夜毎夜ビデオや雑誌、あるいは
小説を読み、自分の欲求を満たしていた。
かつて彼女と別れさせられた時、行きずりの女に走ったことがあったが、
今はもうそんなバカなことをする気は無い。
自分の心、身体を大事にしたい。
長生きする気は無いけれども、純粋な心で、なるべく清い体でいたかった。
どうなるか分からないけれども、いつかまた彼女がそうしてくれたように、
心から秀規を愛してくれる人が現れるかもしれないから。
そのまだ見ぬ人のために、秀規は自分を大切にする決心をしていた。


352 :名無しさん:2007/04/13(金) 22:02:58

週末、横山さんが私を面白いバーに連れて行ってくれた。
そこは缶詰バーと言って、さまざまな種類の缶詰を置いている。
好きな缶詰を買って酒の肴やデザートの代わりにする。
私はものめずらしさもあって、とても面白いなと思った。
「大阪でも行ったことあったから調べたらやっぱり東京でもあってんなあ。」
彼は私のためにわざわざ調べてくれていた。
私は菊さまと違っていろんなところへ連れてってくれる彼を頼もしく思っていた。
菊さまとは休みが違ったり、生活のリズムが違ったからどうしてもデートがあまり
できなかった。
つくづく菊さまとは縁が無かったのかなあと思いしらされた。
彼と楽しくお酒を飲んで、お手洗いに立つ私。
すると、私に声をかけてくる人がいた。
 


353 :名無しさん:2007/04/13(金) 22:07:27

「○○さんじゃないですか?」
「はい・・・。あっ、こんばんは。」
それは、菊さまの友人のAだった。
「今日はお友達と飲んでるんですか?」
「ええ、まあ・・・。」

なんて言えばいいのか、返答に困った。
菊さまと別れたこと知ってるんだろうか?
「また3人で食事行けたらいいですね。ぜひ!」
ああ、まだ何も知らないんだ。
私はその場は笑ってごまかすことにした。
「そうですね。じゃあ。」
私はトイレに入った。
ああ、出て、横山さんの隣に座るの見られたら絶対おかしいと思われる
だろうな。
でも、まあいいか。
気にしてたらきりがないもん。


354 :名無しさん:2007/04/13(金) 22:11:53

 Aは別のブースで飲んでいたが、先ほどの秀規の彼女の様子がどことなく
よそよそしかったのを見逃さなかった。
「何か様子がおかしいなあ。」
そう思ったAは彼女がトイレから出てくるのを目で追った。
すると、明らかにサラリーマンらしき男の隣に座っているではないか。
「ああ、会社の飲み会かなんかかなあ。」
そう思ったが、二人だけがいつまでも話しているのを見て、とても親密なのを
察知した。
まさか、えっ、浮気?
これは秀規に報告せねば・・・。
Aはおせっかいかとおもいつつ秀規に電話してみることにした。


355 :名無しさん:2007/04/14(土) 21:23:34

「もしもし、Aだけど・・・。」
「ああ、もしもし、どうしたの?」
「あのさあ、今飲んでんだけど、お前の彼女の○○さんが同じ店の中に
 いるんだよ。」
秀規はドキッとしたが、平静をよそおうことにした。
「ああ、そうなの、ふーん。」
「なんか、男の人と一緒に飲んでるみたいだけど、あれ友達なのかなあ。」
「そんなこと俺に言われても知らねえ。もう関係ないし。」
「えっ?なんで関係ないの?」
「もうあいつとは別れたから。」
「はっ?こないだ紹介してくれたばっかりじゃん!
 いくらなんでも早くないか、別れるの。」
「そんなこと関係ない。別れたもんは別れたんだ。これが事実!
 もうようないんなら切るぞ!」
「おい、お前別れたって、本当にいいのか?」
「良いも悪いもないだろう。」
「理由はなんなんだよ。あれだけ好き好き言ってたじゃん。」
秀規はもう面倒臭くなったので本当のことを言うことにした。
「向こうから別れて欲しいって言われたんだよ。
 多分今一緒に居る奴が新しい彼だよ。じゃあな。おやすみ!」
秀規は携帯を一方的に切った。
Aに相当ショックを受けていることを悟られたかもしれないけど、もうどうでも
良かった。


356 :名無しさん:2007/04/14(土) 21:26:17

全くおせっかいな奴だ。
そう思いつつ、Aが心配して電話してくれたことは分かった。
だけど今は腹を割って詳しい話をする気になれなかった。
いずれは話を聞いてもらうことになるだろう。
その時までそっとして欲しいと思う秀規だった。


357 :名無しさん:2007/04/14(土) 21:35:51

 私はAと菊さまの間でそんな会話がなされているとも知らず、
彼との楽しい時間を過ごしていた。
そろそろ帰ることになった。
Aが居る席を横切らなければならなかったが、私は知らない顔で通り過ぎた。
もう関係ない人だし、二度と会うこともないだろう。
私は新しい道を進んでいるんだから。
でも、菊さま今ごろどうされているんだろうか?
別れたとはいえ、少し気になる。
しかし、いつまでも気にしていたのでは前に進めない。
私は新しい彼と、菊さまの見えない呪縛の間で揺れていた。


361 :名無しさん:2007/04/19(木) 19:51:51

 平日の夜、彼に誘われ彼の家へ向かった。
給料前ということで外食は高くつくから家で料理しようということになり、
私は彼と一緒にスーパーで食材を買った。
家に到着後、料理に取り掛かった。
40分ほどかかって料理ができた。
彼が好物だというタラコスパゲティー、水菜のサラダ、ほうれん草の卵炒め、オニオンスープ。
スパゲティーをゆでている時、ふとあの人のことを思い出した。
そう、菊さまのこと。
スパゲティーを大量に茹でようとして私と大喧嘩になり、結局それを全部食べて腹を壊した菊さま。
あの時私が結局看病に行ったけど、相変わらず今でも好きなものを好きなだけ食べてらっしゃるんだろうか?
もう菊さまに会うこともないはずなのに、やはり思い出してしまうのはなぜなんだろう?
ええい!もう菊さまのことは置いといて、彼との時間を大切にせねば・・・。
私は菊さまの呪縛を振り払うように、勤めて彼に対して笑顔でいることを心がけた。


362 :名無しさん:2007/04/19(木) 20:05:35

「うん!おいしいなあ。嬉しいなこんなに美味しい料理食べれて。」
彼がとても褒めてくれた。
「本当ですか?いつも横山さんにおごってもらってばかりで
 気が引けてたんですよね。喜んでもらえて良かった。」
私は彼の美味しいそうに食べる表情を見て、ああ、一生この人の為に料理が
作れたらいいのにと心から思った。

食後番茶を飲みながら、彼が私をじっと見つめてきた。
なんかまともに見つめられるとこそばゆい感じがした。
私は気づかない振りをしてテレビを見ていた。
でもテレビの内容なんてほとんど頭に入ってない。
横山さんがどういう行動に出るか、それだけが気になっていた。
「ねえ、○○さん、こっちにおいでよ。」
彼が隣に座るように促してきた。
「はい。」
私は言われるがまま彼の隣に座る。
「あっ、タラコのソースが少しついてんなあ。」
と言うと、彼は私の頬を触り、隙をついたように唇を奪ってきた。
私はびっくりしてしまったけど、彼の真剣な口づけを受け入れた。
彼はねっとりと舌も絡ませてきた。
どうしたんだろう?こんなこと初めて。いつもフレンチなキスばかりなのに。
今夜は違う。


363 :名無しさん:2007/04/19(木) 20:11:13

長い口づけで、私の反応を確かめたのだろうか?
今度は耳や首にもキスしてきた。
私は首が感じやすいから、つい声を出してしまった。
「ああん・・・あぁ・・・。」
初めて彼に首を攻められどんどん感じてくる。
やばい、徐々に身体が熱くなってくる。
彼が私を求めているのがはっきり分かった。
私は拒むつもりはなかったので、彼のしたいように身をまかせることにした。


364 :名無しさん:2007/04/19(木) 21:57:25

彼は私に服を脱ぐよう促した。
ブラジャー1枚になった私の肩紐をゆっくりはずし、ホックに手を伸ばした。
「ねえ、シャワー浴びさせて。」
「ああ、そうやな。風呂わかしてあるから・・・。」

私達はシャワーを浴びた後、生まれたままの姿となり、ベッドの上にいた。
「愛してるよ、○○さん・・・。」
「私も・・・。」
私達はお互いに愛を囁きあい、抱き合った。
彼は私を強く抱きしめた。
抱きしめられただけなのにとても嬉しかった。
大好きな彼に抱かれる日が来たことを私は心から喜んだ。
彼は私の感じやすい部分を満遍なく愛撫してくれた。
そして、秘められた部分を攻めてきた。
完全に彼のペースに乗せられ、私は見る見るうちに絶頂に達してきた。
「あぁん・・・あぁん・・・」
私は彼の前で恥ずかしいけど、どんどん大きな喘ぎ声を出していた。
そして彼が私の中に入ってきた。
奥深くゆっくりと彼のものが入ってくる。
入れられるだけでもとても感じた。


365 :名無しさん:2007/04/19(木) 22:08:26

彼が腰を前後に動かす。
始めはゆっくりだったが、徐々にスピードを上げ、強く動かした。
彼のものに突き動かされ、私の体の中心は熱を帯び、絶頂に達した。
「あーん・・・。」
数秒後、私は完全に絶頂に達した。
そして彼も私の中で果てた。
彼はしばらく私の中に入れたままだったけど、ものを外し、ゴムをはずして
ティッシュで私の恥部を優しく拭いてくれた。
私は激しい交渉で少し疲れたので横向きで寝ていた。
彼も私の横に寝そべり、背後から私を優しく抱きしめた。
「痛くなかった?俺力入れすぎたかな?」
「大丈夫です。」
私は彼の方に向き直り、彼の厚い胸に甘えた。
頼もしいくらいの男らしい身体に顔をうずめてみた。
彼の心臓の音がする。
ああ、この身体も彼の心も一生私のものにしたい。
私はこの時強くそう思った。


366 :名無しさん:2007/04/19(木) 22:14:01

「なあ、まだ早いかもしれへんけど、俺達の将来のこと考えへんか?」
「えっ?将来?」
「そうや、どう?嫌かな?」
私はとても嬉しかった。確かにまだ付き合って少しだけど、彼がそう言ってくれたことに
とても感謝した。
「本当に?私と一緒に生活するの大丈夫?」
「大丈夫や。君ならきっといい嫁さんになってくれる。」
「うれしい!」
私達は将来の約束をし、また抱きしめあった。


367 :名無しさん:2007/04/19(木) 22:19:08

夜の9時を過ぎたころ私は帰る支度をしていた。
「駅まで送るよ。」
彼はもよりの駅まで送ってくれた。
彼と改札口で別れる時、寂しさが募った。
ああ、いつも一緒の家で生活できる日が早くくればいいのに・・・。
私は後ろ髪ひかれる思いで地下鉄に乗った。

駅から家までの帰り道、私は寂しいけど彼との将来に心躍らせながら歩いていた。
途中コンビにに寄り、いつも使っている化粧品を買った。
店から出ようとした時私の目に飛び込んできた人物がいた。
菊さまだった。


368 :名無しさん:2007/04/19(木) 22:24:35

菊さまは今から買い物される様子だった。
「き、菊さま・・・。」
「あっ・・・。○○・・・。」
私はすぐに帰ろうかとも思ったけど、久しぶりの菊さまを見てなんだか懐かしくなった。
「菊さまお元気ですか?」
「ああ、お前元気か?」
「はい、おかげさまで。今日は何買われるんですか?」
「ラーメン買いにきたんだ。」
「相変わらず好きですね。」
そういうと、菊さまは奥の棚に行かれ、ラーメンを買われた。
私は入り口で待っていた。
そして二人で外へ出て、並んで歩いた。
「菊さま、ラーメンばかり食べずに、栄養のこと考えてくださいよ。」
「うるさい!お前に言われる筋合いはない!」
「筋合いはないかもしれないけど、菊さまのこと心配です。」
「なんだよ、もうお前俺の彼女じゃないじゃん!」


369 :名無しさん:2007/04/19(木) 22:31:07

「彼女じゃないけど、ファンとしてじゃだめですか?」
そう言うと菊さまはおとなしくなられた。
しばらく二人の間に沈黙が流れた。

「お前、新しい彼とはうまくいってんのか?」
秀規は気になっていたことを聞いてみた。
「はい、おかげさまで。」
「大丈夫か?遊ばれてんじゃないのか?」
「彼とても真面目な人なんです。それに将来のことも考えてくれてて・・・。」
「そうか、じゃあ大丈夫か。俺が心配することじゃなかったな。ごめん。」
「いいえ、心配してくれて嬉しいです。菊さまは私にとって兄みたいな存在ですから。」
兄か・・・。秀規はとても寂しかった。
まだ秀規の中では決着がついていない彼女への思い。
彼女がもしかしてうまくいってないのではないかと淡い期待を抱いていたが、だめだった。
彼女は順調に新しい彼と交際している。
もう俺の出る幕は完全にないわけか・・・。
「じゃあ、俺こっちだから。」
「はい、おやすみなさい。あっ、菊さまたまにはメールくださいね。
 お互い近況報告しあいましょうね。私達いつまでも友達ですよ!」
「ああ、わかったよ、じゃあな!」
秀規は力なく答えた。
彼女の後ろ姿を見送り自分も歩き出した。


371 :名無しさん:2007/04/21(土) 21:07:35

 私は歩き出して少しして後ろを振り返った。
遠くに見える菊さまの背中。
とても小さく見えた。
近況報告しあいましょうねと言ったものの、多分菊さまはメールしてこない
だろう。
相変わらずラーメンばかり食べてるみたいだ。
人の忠告なんか聞かない人だからきっといずれ病気になるだろう。
私はつくづく菊さまと別れて正解だと思った。
絶対菊さまより幸せになるんだ。
菊さまみたいな甘い人間、楽してる人間なんかより絶対幸せになってみせる。
私はこの時、菊さまの優しさや愛情など忘れ、それどころか菊さまを軽蔑する
思いが宿っていた。


372 :名無しさん:2007/04/21(土) 21:14:46

 真っ暗な家にたどり着いた秀規は、灯りをつけ、台所へ行った。
湯を沸かしラーメンの蓋を開け、調味料を入れる。
黙々と作業をする秀規は彼女のことを想っていた。
まだ忘れられないでいる秀規は、今夜バッタリ会った彼女を見て胸がキュンと
なるのを確かに感じた。
「やっぱりあいつのこと好きでしょうがない・・・。」
彼女が今の彼とうまくいっているみたいだから幸せなんだろう。
彼女の幸せは嬉しいことだ。だけど、なぜ俺とじゃないんだ?
誰に文句をぶつけることもできない。
神様、この仕打ちは俺が何か悪いことしたからですか?
彼女と初めて会った時からこうなる運命だったんですか?
秀規は出来上がったラーメンをすすりながら、涙が溢れてくるのが分かった。
こんな寂しい悲しい気持ち、一体いつまで続くんだろうか・・・。


373 :名無しさん:2007/04/21(土) 22:13:59

休日、私は昼前ぐらいから彼の家へ遊びに行った。
お昼の食材を買って訪ねた。
彼は洗濯をしていた。
毎日はしないから休日にまとめてやるらしい。
私はお風呂、トイレ、玄関を掃除することにした。
家でもあまりお手伝いしないのに、愛する人の為なら掃除も苦にならない。
彼に気に入られたいという気持ちも有るし、いずれ家事を毎日しなければ
ならない日がくる。
もちろん彼との生活の為に。
掃除が終わる頃、丁度お昼になったので昼食の支度をする。
焼きそばの材料を買ってきたのでその準備をした。
15分ぐらいでさっさと作りあげ、彼と一緒に食した。
「おいしいよ。」
「うん、おいしいね。」
私達は微笑みあった。
本当に彼と一緒にいるのが私にとってとても幸せな時間だった。


374 :名無しさん:2007/04/21(土) 22:22:08

満腹になった私達二人は少し眠くなっていた。
彼は横になっていた。
私は洗い物を済ませ、彼の横に一緒に寝転がった。
お互い向き合った状態で寝転がっていると、彼の顔が私に近づいてくる。
そっと私に口づけしてきた。
焼きそばの味がした。
彼の気持ちが分かった私は自ら服を脱ぎ、下着1枚になった。
彼も下着1枚になり、私を抱きしめる。
私達は昼間だというのに、激しく抱き合うことになった。


375 :名無しさん:2007/04/21(土) 22:35:28

 激しい愛撫を受け、私は腰をくねらせていた。
彼の指が私の恥部に何度も入っていき、かきだすように動いた。
栗の部分も刺激を受け、私は体全体が熱くなっていた。
「はぁ、あぁぁん・・・。」
つい悩ましい声を上げてしまう。
私は彼の愛撫で、絶頂に達した。
でも彼の方がまだ達してなかったので、私が今度は上になり、彼のモノを口に
含んだ。
しばらく舌でモノを転がしていると、彼がいきそうになるのが分かった。
私はまた下になり、彼を受け入れる。
股を大きく広げ、彼が入りやすいようにした。
彼は素早くゴムを着け、私の中にゆっくり入り込む。
そして激しく腰を動かした。
私もそれに合わせるように腰を動かした。
「あぁ、あぁん・・・。」
私は自然と出てくる喘ぎ声を抑えることができない。
彼も興奮している。
そして数十秒後、彼は私の中でフィニッシュした。


376 :名無しさん:2007/04/21(土) 22:40:35

 その後も二人の性欲に火がついたようで、今度は私が上になり、騎上位状態で
彼と合体し腰を動かした。
「はぁん、はぁん、・・・。」
私は腰を動かすのと同時に声を漏らした。
たいして豊かでない乳房もものすごく揺れているのが自分でも分かる。
私は自分でものすごく今恥ずかしい姿でいることは分かっていたが、
この快感に溺れていたかった。
彼と毎日でも抱き合いたい。
そのくらい彼のことを愛している自信はあった。


377 :名無しさん:2007/04/21(土) 22:44:19

 2度目の合体を終え、私達は裸のままベッドに入った。
そして昼寝を少しとることにした。
午前中掃除して、昼食を作り、そして2ラウンドの行為を終えた私は
疲れきっていた。
でも、心地よい疲れだった。
快感の余韻が残るまま、私は深い眠りについた。


378 :名無しさん:2007/04/21(土) 22:49:04

目が覚めると午後4時を過ぎていた。
起きると、彼はもう服を着ていた。
「シャワー先浴びたよ。君もどう?」
私もシャワーを浴びた。浴びながら、彼に抱かれた余韻に浸っていた。
彼の男らしい体、SEXのテクニックに私はとりこになっっていた。
ああ、早く彼と毎日生活できたらいいのに。
絶対私は彼に尽くす自信がある。
そして私自信彼によって幸せになれる。
私は彼との近い将来やってくるであろう輝かしい未来に期待していた。


379 :名無しさん:2007/04/21(土) 22:55:34

 紅茶を彼が入れてくれた。
「なあ、具体的に結婚の話進めへんか?」
「いいけど、本当に私と結婚してくるの?」
「もちろんや。いいんやろ?あっ、ちゃんとプロポーズした方がええか。」
「別にいいけど・・・。」
「いや、ちゃんとしとこう。
 じゃあ、言います。
 ○○さん、僕と結婚してください。
 そして、僕の子供を産んでください。」
私はとても嬉しくて、涙が溢れそうになった。
「はい。宜しくお願いします。」
私は彼の胸に飛び込んだ。
厚い頼もしい胸。この胸に一生抱かれていたい。
もう少しでそうなる日が来るんだ!やったあ!
私はとても幸せな気持ちで、彼とこの後具体的な結婚の準備について
話し合った。


380 :名無しさん:2007/04/21(土) 23:05:38

 その頃秀規はライブに出ていた。
「どけどけ、どけどけ、ブンブンブン、どけどけ、どけどけ・・・。」
例の滑舌の悪さは相変わらずだった。
「何言ってるのか分からないね。」
「うん、だけど教育テレビ出てる一応有名人だから見ておこうよ。」
客席ではそんな会話がなされていた。
そんなことを言われているとも知らず、今日も秀規たちいつもここからは、
ワンパターンな芸を世の中に撒き散らすのであった。


381 :名無しさん:2007/04/22(日) 17:40:10

翌日休みだった秀規は友人のAと昼食にでかけた。
「○○さんとのこと残念だったな。」
「ああ、もうなんとも思ってないよ。」
秀規は平静を装った。
「そうなの?それならいいけど・・・。」
「ふん、俺が落ち込んでるとでも思ったのか?おあいにく様!」
「じゃあ、これから合コンや飲み会あったらすぐ誘うようにするからな。」
「おお、頼むよ。」
秀規は○○のことを早く忘れたかった。
そのためには新しい出会いを求めなければならない。
Aは顔が広いから、出会いのチャンスを提供してくれるだろう。
そうでもしなければ、秀規は寂しさで押しつぶされそうだったのだ。


382 :名無しさん:2007/04/22(日) 17:50:54

 秀規達の席を大きなケーキを持った店員が通り過ぎた。
暫くすると「ハッピーバースデー・・・・」
と、歌が聞こえだした。
奥の席の客が誕生日会をしているらしい。
拍手の音が聞こえた。
その時、隣の席のモデル風の女が秀規の視界に入った。
彼女は誕生日会の方を振り向き、申し訳程度に拍手しているように見えた。
「誰かしらないけど、私もお祝いさせてもらいますね!」
っていう態度見え見えで、秀規はカーっと頭に血が上る思いがした。
秀規は澄ました女優や、モデルが大嫌いなのだ。
秀規はその女の方がカッ!っと睨みつけた。
「ああいう女俺大嫌い。大体他人のお祝い事に首つっこんで偽善者ぶるのが
 腹が立つよ。本当はものすごく擦れてるくせに。いい人ぶりやがって!」
Aにこっそり自分の思いをぶちまけた。
「ああ、そういう女っているよね。でもいいじゃん、別に俺らの知り合いじゃ
 ないんだし。ほっとけよ。」
「視界に入ってくるから気になるの!」
「うるさいなあ。ほら料理運ばれてきたよ。食べようよ。」
ここで一旦この話は終わった。
この時、秀規はまだ自分の運命を知らずにいた。
新しい衝撃的な出会いがあることを・・・。

Last modified:2007/09/28 10:21:40
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