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温泉

732 :名無しさん :2007/01/05(金) 22:02:54

菊さまの唐辛子、カキ氷騒動と騒動続きで、 しまいには家の掃除を罰としてすることになった私。
もう!菊さまちゃんと説明してくだされば私がお母さんに怒られることはなかったのに・・・。
今日の分の掃除を済ませた私は、一息つくために、お汁粉を食べておりました。
「菊さまにも食べさせてあげたい。菊さま今頃お仕事かしら?
あっ!でも昨日温泉日帰りで行きたいっていってたから休み?」
そろそろ生理も終わるので、もしかしたら一緒に初温泉デートができるかも。
さっそく電話してみることにしました。

733 :名無しさん :2007/01/05(金) 22:13:02

そのころ秀規は、友達と温泉に来ていた。
朝、○○の家から帰った後、片っ端から友達に電話しまくり、
1人一緒に温泉に行ってくれる奴がいたのでさっそくでかけることにした。
そして今まさに湯船に入ろうとしていた。
「わーい!念願の温泉だ!」
尻を洗い終わった秀規は子供のようにはしゃぎながら、湯船に飛び込んだ。
「バシャーン!」
「おい、菊地、もっと静かに入れよ!」
「うるさい!自由に入らせろ!お前も飛び込んで入れ!」
彼は、マナーよく静かに入った。
そこへすかさず秀規は彼に向けて温泉をバシャバシャかけた。
「もう、やめろよ。他の人に迷惑だろう?まったく相変わらず自己中な奴だなあ。」
自己中という言葉にハッとした秀規は、おみくじの事を思い出していた。
「そういえば、自己中だと運気が悪くなるって書いてあったような・・・。」
秀規は急におとなしくなり、しずかに湯につかった。

734 :名無しさん :2007/01/05(金) 22:16:55

菊さまに電話してみた私だが、留守電になっていたので、
メッセージを入れることにしました。
「菊さま、私です。菊さま、昨日温泉に行きたいって言われてましたよね?
私もう温泉入れそうなので一緒に行きませんか?どうでしょうか?返事くださいね。」
菊さまの返事を待つことにした私は、しばし昼寝をすることにしました。

735 :名無しさん :2007/01/06(土) 09:51:47

のぼせるほど湯につかり、正月の疲れを落とした秀規は、更衣室にいた。
「あっ!あいつから着信入ってる。留守電はいってるわ。」
留守電を聴いた秀規は、すかさずあいつに電話した。
ピピピピ!
「はいもしもし。」
「もしもし、お前、今頃温泉行きたいって馬鹿か!もう俺は温泉に入ったところだ!」
「えー!そうなんですか?えーがっかり。
せっかく菊さまと一緒に温泉に行けると思っていたのに。」
「ふん!お前昨日行けないって行ったじゃないか。ころころ態度を変えるな!
今友達と居るからもう、切るからな。ブチッ!」

736 :名無しさん :2007/01/06(土) 09:56:05

菊さまから電話をもらい、がっかりした私はまた昼寝しはじめました。
「菊さまと温泉に行く夢もはかなく散ったか・・・。」
起きていても暇なので、私はまたうとうとと眠りにつきました。

737 :名無しさん :2007/01/06(土) 17:52:58

夕方、温泉から帰った秀規は疲れてソファーに寝そべっていた。
「あーあ温泉入ったのはいいけど、なんだか虚しいな。
友達といても心の奥から湧き出る寂しさを消し去ることはできないのか・・・。」
年末年始、必ず陥る虚無感にまた襲われていた。

738 :名無しさん :2007/01/06(土) 19:23:14

眠っていた私は携帯の音で目が覚めました。
「もしもし・・・。」
「おい、俺だ。今から家に来い!」
「えっ?何でですか?」
「いちいち理由がいるのか?来て欲しいから来いっていってんの。」
「はい、分かりました。」
「あっ、来る途中にスーパーに寄って、すき焼きの材料かって来い。じゃあな。ブチッ。」
早口でまくし立てて菊さまは携帯を切られました。
まったく自分勝手な人だなあ。材料かって来いって、お金がいるじゃんか。まったく。
しかし、菊さまとお食事できる嬉しさでワクワクしている私でした。
支度を整え、自転車でスーパーに向かい材料を調えました。
そして、菊地邸へ向かいました。

739 :名無しさん :2007/01/06(土) 19:37:08

秀規はその頃、風呂を洗っていた。
「あいつと温泉に行けなかったから、家で温泉気分に浸ろう。」
そう思いついた秀規は、温泉の元を用意した。湯を入れ、あとはあいつを待つだけ。
なぜだろう?とてもワクワク楽しい気持ちがこみ上げてくる。不思議だなあ。
多分あいつのこと、本気で好きになりかかっているんだと思う。
でもどこかでそれを受け入れたくない自分がいる。
だってあいつは俺の理想のタイプでは無いから。
でも嫌いになることはできないし、遠慮なく話せる相手は今のところあいつだけだし。
神社で良縁祈願したってあいつに言ったけど、本当は神様に聞いてみたんだ。
「誰を愛せばいいんでしょうか?身近にいる女性か、それとも今から出会う女性か?」
すぐに答えは出ないんだろうけど、日々生活していく中でそれとなく答えが見つかるような気がする。
あいつと結ばれないにしても、それはそれとして、今は自分の正直な気持ちのまま、
あいつとつきあっていこうと思う。

741 :名無しさん :2007/01/06(土) 19:50:22

菊地邸に着いた私は、さっそくすき焼きの用意をしました。
「菊さま、できました!」
「おお、じゃあ食べよう!いただきます。」
「いただきます!」
菊さまの美味しそうに食べる姿を見て、やっぱり来てよかったと思う私。
「菊さま美味しいですね。」
「うん、やっぱり一人で食べるより美味しいや。」
「えっ?今何て?」
「う、ううん、何でもないよ。」
菊さまはそれからしばらくだまって静かに食事されました。
私も、お腹がすいていたので食事に集中しました。
「あー、喉かわいてきたなあ。お茶入れてくれ。」
「はい、わかりました。」
私はお湯を沸かし、お茶を入れました。
「食べ終わったら、お風呂はいろう。」
「はい、支度します。」
私は、立ち上がって風呂場へ行こうとしました。
「待て!もう、用意はしてあるんだ。」
「え?あそうですか。じゃあ、どうぞ、入ってきてください。」
「そうじゃなくて・・・。お前も一緒に。」
「えー?一緒にですか?菊さま先日の唐辛子騒動みたいなことになるの嫌ですよ。」

742 :名無しさん :2007/01/06(土) 19:58:39

すると、真剣な表情で菊さまが私に近づいてきました。
「俺の背中流してくれ。俺もお前の背中流すから。
本当は、二人で温泉行ってみたかったんだけど行けなかったから・・・。」
そういうと、菊さまは私を風呂場へ連れて行きました。
「き、菊さま。いいんですか?わたしなんかと・・・。」
「何今更いいも悪いもないだろう。お前の醜い体はもう見慣れてるんだから。」
「ふん!そんなこと言われてまで一緒に入りたくないです。」
「ごめん悪かった。さあ、機嫌直して、服脱げよ。」
「恥ずかしいから、こっち見ないでください。
あーあこんなことなら着替えもってくればよかったなあ。
菊さま電話で言って下さればいいのに。」
「ごめん。まあいいじゃないか。下着は家帰って着替えれば。さあ、入るぞ。」
そういうと、全裸になられてた菊さまは、これまた全裸になった私の手をひっぱり、風呂に入りました。

744 :名無しさん :2007/01/06(土) 20:06:55

湯船は白く濁っておりました。
「登別温泉の元入れたから。」
そういうと、菊さまはシャワーで体を洗い始めました。
そして、私にもシャワーを貸してくれました。
「とりあえず、先に一旦湯船につかろう。」
菊さまと一緒にザブーンと湯につかりました。だいぶ湯が溢れ出てしまいました。
二人で入ったので、足は伸ばせず窮屈な感じでしたが、
それはそれで私にとっては菊さまと密着できるということで満足でした。
お互い裸を見慣れてるはずなのに、やっぱり恥ずかしさを隠せない私は、
顔が真っ赤になっておりました。
菊さまの方をチラッと見るとやはり菊さまも顔が赤くなっておりました。

745 :名無しさん :2007/01/06(土) 20:42:45

「菊さま、温泉行けなかったのは残念だけど、私嬉しいです。」
私は素直な気持ちを伝えました。
「ああ、そうか。そろそろ、あがって、背中洗いっこしようか。」
そういうと、菊さまは先に上がり、石鹸を泡立て始めました。
椅子は一つしか無いので、とりあえず私は床に片ひざついてタオルに石鹸をこすりあわ立てました。
自分の体を洗い始めました。
「お前って首から洗い始めるんだな。俺は腕からだよ。」
そういうと、菊さまは細い腕をごしごしこすり始めました。
二人とも背中以外のところを洗いました。
「じゃあ、背中、こすってくれ。」
菊さまが、言いました。
私は、菊さまの白くきゃしゃな背中を優しくこすりました。
「もっと、強くしていいよ。」
「はい、これくらいですか?」
「うん、きもちいい。」
「痒いところ他にないですか?」
「いいよ、次はお前の背中あらってやるよ。」
私は菊さまに背中を洗ってもらいました。なんだか、とてもこそばゆい感じがしました。
洗い終えると、菊さまが私の体にシャワーをかけて下さいました。
耳の後ろ、首筋、肩、背中、お尻、・・・。全部洗い流してくださいました。
そして、私も、菊さまにシャワーをかけてあげました。
「なんか私たちお互いを介護しあってる感じですね。」
「ああそうだな。でも、俺、お前がもし一人で風呂入れなくなったら洗ってやるよ。」
「えー、本当ですか?嬉しい。
そんなになるまで私たち一緒に居れたらいいけど、どうなんですかね?」
「どうなんですかねって言われてもなあ。お前しだいじゃないの?」
そういうと、菊さまは頭を洗い始めました。
Last modified:2007/02/09 09:19:51
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