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30歳の年末

660 :名無しさん :2006/12/28(木) 22:38:58

今日は朝から修理屋さんが来て窓ガラスも直り、菊さまに報告の電話を掛けた。
「もしもし菊さま、お陰様で窓ガラス直りましたよ。ありがとうございました。」
「ああ、そう。」
「相変わらず電話だと冷たいですね。そういえば、新聞見ましたよ。」
「見たのか?」
「はい。オバQ顔がモノクロに写っていてw小一時間笑わせて頂きましたw」
「・・・ツーツー」
「あれっ!?切れちゃった!もう!短気なんだから!」
でも、菊さま今度はどんな仕返ししにくるかな♪待ち遠しい。
そういえばDVDの返却をしなくてはいけない事を思い出し、私はレンタルビデオ屋に向かった。
あームカつく!今度はどんな仕返ししてやろうか。
待てよ、あの女もしかしてわざと俺を怒らせて楽しんでんのか?!
あの女とはやっぱり縁切ろう。イライラしたらムラムラしてきたなー。
ムフフ。火傷も治ったし、レンタルビデオ屋行こう!
秀規はワクワクしながらレンタルビデオ屋に向かった。

661 :名無しさん :2006/12/28(木) 22:40:11

DVDの返却も終わったし、何か面白そうなDVDないかなー?
おっ!この体位最高!これにしよう♪
あれ?菊さま?
レジに向かう途中、ニヤついた菊さまとすれ違った。
「きーくーさーまー!」
後ろから勢い良く菊さまの背中を押す。
「うわあああ!」
パタンッ
「菊さまビックリした?w偶然ですね!」
「またお前か!全く!」
「菊さま何のDVD借りるんですか?」
菊さまの落としたDVDを見ると・・・
「これって・・・!」
「お前には関係ねぇだろ!バカヤロコノヤロメ!」
恥ずかしいのか怒っているのか、菊さまは赤面しながらそのまま店から出ていきました。
「菊さま待って下さ〜い!」
菊さまはこちらを全く見ない。
「菊さまがあんなDVD借りようとしてるなんて知らなかったんです!ごめんなさい!」
「完全キレた!お仕置きしてやるから家こい!」
「お仕置き!?暴力は嫌ですよ!」
お仕置きって何だろう?ちょっと恐いけど、ワクワクしている私なのでした。

662 :名無しさん :2006/12/28(木) 23:13:53

菊さまの家に上がると
「おい!まずは掃除だ!」
「掃除なんかで良いんですか?」
「「まずは」だ!あ、でも物は絶対に動かすなよ!少しでも動かしたら殺すからな!」
「承知致しました。」
掃除がお仕置きなんてつまらないなー。
って私ったらどんなお仕置きされると期待してたのかしら。
大体こんな物の多い部屋をどう掃除すれば良いのよ!
取り合えず適当に掃除機をかけた。
「腹減った。」
「また一平ちゃん食べるんですか?よく飽きませんね。」
「うるせぇ!どけ!」
「お湯なら私が沸かしますよ。菊さまはゆっくりなさって下さい。」
「良いよ。お前は掃除だ!」と弁慶の泣き所を蹴られました。
痛い・・・。
掃除機をかけ終わり、バケツに水を汲み拭き掃除を始めた。

663 :名無しさん :2006/12/28(木) 23:37:59

ビシャッ
○○は水の入ったバケツを倒し、床は水浸しになってしまった。
ヤバい!菊さまに見られたらまた蹴られる。乾いた雑巾買ってこよう!
○○は秀規に怒られる事を恐れ秀規に黙って出ていった。
「お。沸いた沸いた♪」
一平ちゃんにお湯を入れる。
「フフフ〜ン♪」
秀規は鼻歌混じりに一平ちゃんをリビングに運ぶ。
その時であった!
ツルッ!ズダダダダッ!
「ぬおおおおっ!」
ビシャッ
「アッチー!!!何だ一体?」
バケツ?雑巾?アイツ掃除が面倒だからってこんな罠仕掛けやがったな!
「おいっ!何処行った!」
家中探しても何処にもいない。アイツ逃げやがったな!
それにしてもまた大事なところまで火傷してしまった。折角治ったというのに。
秀規は自分の情けなさに泣きながら冷たいシャワーを浴びた。
菊さまにバレル前に拭かなきゃ!帰宅した○○は急いで拭こうとすると
あれっ?一平ちゃんが何故こんな所に?
まさか!菊さま滑って転んだとか!?って事はもうバレてるの?
ヤバーイ。ただじゃ済まないかも。
○○は菊さまに本当に殺されると思い、どうしたものかと必死に考えた。

664 :名無しさん :2006/12/29(金) 00:15:54

○○は一か八か、バケツから一平ちゃんまで全て片付け証拠隠滅し
秀規に怒られてもしらばっくれる作戦を考えた。
秀規は風呂場から出てリビングに入ると、テレビを観て大爆笑している○○が目に入った。
「!!!お前何やってんだ!
掃除サボってあんな罠仕掛けてただで済むと思ってんのか!」
「菊さま、何の事ですか?・・・って何ですかその格好!」
○○の目には全裸の菊さまが目に入った。
「お前の罠のせいでまたチ○コ火傷したじゃねーか!バカヤロコノヤロメ!」
「またって過去にも火傷した事あるんですか?wそれに罠ってなんの事です?」
「とぼける気か!お前あれをよく見てみろ!・・・ってあれ???」
「あれってどれの事ですか?」
「水は?バケツは?何処いった?」
「水?バケツ?何の事です?夢でも見たんじゃないですか?」
「夢だったのか・・・?でもこの火傷はどう説明する?」
「・・・っと、悪魔の仕業じゃないですか?」
「悪魔か!畜生!こんな事しやがって!」
菊さまは悪魔払いの儀式だと言い、変な呪文と踊りをし始めた。

665 :名無しさん :2006/12/29(金) 00:17:12

何かに取りつかれたように儀式を行なっている菊さまは気味悪いけれど
何とか逃れられた。菊さまって単純なのねw
儀式が終わり菊さまは私の隣に座る。
「○○ごめんな。お前のせいにして。これは悪魔の仕業だから許してくれ。
それに部屋も綺麗になったよ。ありがとう。頑張って掃除してくれたんだね。」
「いえいえ、とんでもない!」
菊さまは私の頭を優しく撫でてくれる。
菊さまに火傷負わせて、しかも嘘ついた罪悪感はあるけれど、
菊さまがこうして優しくしてくれるのは嬉しい。
「それにしても大好きな一平ちゃんで火傷するなんて不運ですね!」
「・・・何で一平ちゃんで火傷したって知ってんだ?」
あ、マズイ・・・。
「あ、あのさっきお湯沸かしてたじゃないですか!それで・・・」
菊さまは立ち上がり台所に向かった。
ガサガサガサ
「○○!これは何だ!」
菊さまの手には、さっきごみ箱に捨てた雑巾と一平ちゃんが。
「こ、これも悪魔の仕業じゃないですか?w」
「お前が捨てたんだろ!バカヤロコノヤロメ!」
この後とっておきのお仕置きが待っていました。
Last modified:2007/02/08 20:17:09
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