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洗濯の風景

ラッシャヒのここそこにある池で、沐浴する人、洗濯する人を目にする。 色とりどりのサリーを着て洗濯する姿が池に映り、きれいだ。 バングラデシュでは、餅つきのように、洗濯物を打ち付けて洗う。 そんなに打ち付けたら生地が傷んでしまうと心配してしまう。 貧しい人たちは、屋上日干すこともできず、広場にそのまま広げて干す。 掘っ立て小屋の四方に干しているのも見たことがある。 雨の日は、同僚の家の部屋にもカーテンのように吊るされていた。 面白く感じたのが、3階建て以上に住んでいる人が、 屋上や窓からサリーをブランと吊り下げているところだ。 風に揺れたさまは、喜太郎の一反もめんのようだ。

私も、糊付けしたサリーをきれいに干すためにこの技を習った。 サリーをはり線のようにたたんで、屋上から一気に下に落とすのである。 カチカチにしたくって、あまり絞らないとくっついてしまってうまく広がらない。 晴れた日は、とてもきれいに糊付けができる。 レンガで、サリーが飛ばないようにしているが、 一度飛んでいってしまったことがある。 気づいて下に探しに行ってもない、聞いてもない。 すると、ちょっと遠目のお向かいの奥さんが、 指で「下の人が盗って行ったわよ。」と教えてくれた。 怒ってそこへ行くと、始めはとぼけていたけれど、 「取りに来たら返そうと思っていたのよ。」と言って返してくれた。 ご近所さんだと思っていい顔していたのに! それ以来、この人とは口も聞かないことにした。

Last modified:2004/11/02 03:43:37
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References:[衣/Wiki de Bangladesh]