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水増しされる牛乳

バングラデシュの一般家庭にはないものだからと、オーブントースターを買わなかった。それでもお菓子作りが好きな私は何かを作りたいと思い、「あ、プリンならなべで作れる。」とプリンつくりに挑戦した。分量は卵4つに牛乳2カップ砂糖は適当と暗記している。いつものようにつくってなべで蒸し焼きにしてみると。。。 プリンが固まらない??どうしてだ?

それでも出来上がったプリンを手に、隣の寮に住む女子大生たちに、「プリン作ったの、食べない?」と差し出すと、受け取った女子大生もびっくり!何打この物体は?って顔をしている上に、食べる前に「ビスミッラー(食事前のお祈り)」と言って飲み込んでいた。どうやら、食あたりをしそうなので神様に祈ったという感じだった。そのとき私は、「バングラデシュ人ってプリンが食べれないんだ。」と早合点していた。

ところがそのうち、バングラデシュ流のプリンを食べる機会に恵まれた。小麦粉が入っていると思われるくらい硬いプリンだった。作り方を聞いてみると、牛乳をかさが半分になるまで煮詰めたとのこと。そのとき初めてバングラデシュの牛乳は水で薄められている事実を知った。それまでは、薄いと思っていたけれど、バングラデシュの牛が栄養失調だから、水っぽい牛乳になるのだと思っていた。もちろんホルスタインのように乳脂肪が高いわけではないけれど、水増ししていない牛乳はやっぱり濃いよ。バングラデシュでは牛を飼ってでもいなければ、濃い牛乳は飲めないのである。

日本に帰ってきて、いつでも新鮮な濃い牛乳が飲める環境をとてもありがたくおもった。スーパーで30種類以上の牛乳が並んでいるのを見て、日本ってすごいなとも思った。

Last modified:2004/11/01 03:05:02
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References:[食/Wiki de Bangladesh]