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活気あふれる市場

バングラデシュの中で好きなところの一つが市場。 バングラデシュに来たばかりで、ベンガル語がつたなかったころ、 市場に行っては話をしていた。 ラッシャヒの市場でも、いろんな知り合いができた。 8時前に行くと混みすぎて危ないくらいだ。

チャドカンのお兄さん

市場のチャドカンのお兄さんは、いつも「寄ってけ」と言って、いすを用意してくれ、お茶をいれてくれる。50%くらいは、時間がなくて「ごめん、時間がない」と素通りしてしまうが、時間があるときは、ここでお茶を飲ましてもらう。ここで一度もお金を払ったことはない。払おうとしても受け取ってくれないのだ。cha_dokan.jpg

魚市場を統括するジョシムさん

生徒のご近所さんのジョシムさんが、ラッシャヒの魚市場で働いていて、 「見においで」というので、朝8時に魚市場へ行ってみた。 実は、魚市場を統括する立場にあるえらい人のようだ。

帳簿を付けるための台にあがらせてもらい、市場の様子を観察。 取れた手の魚が次々と運び込まれ、秤にかけられ、 せりを通して魚屋たちのもとへ渡っていく。 大きな魚がやってくると、それを持ち上げて大きな声で叫んで、 魚市場の人たちに見せる。

途中で魚に紛れ込んだえびを二匹私に分けてくれた。 鯉と小エビを買いたいと言ったら、 「お前が行ったら高くなるから。」と、買って来てくれた。 魚の値段はぜんぜん分からないので助かった。 このとき以来、魚を買いたいときはジョシムさんのところへ行って頼んで、 待っている間はお茶とお菓子をご馳走になるようになった。 至れり尽くせりである。 fish_market.jpg

バナナ屋のお兄さんたち、

バングラデシュのバナナはとてもおいしくて安い。日本で売っているようなバナナは一本3円か4円である。大きいものより、モンキーバナナのような小さいもののほうが断然おいしい。

バナナ屋は10件くらい並んでいる。私はバナナ屋のお兄さんたちが忙しそうにしているところを見たことがない。たいてい、ごろごろしたり、テレビを見ていたりする。私の話し相手になってくれることも多い。

仲良くなったバナナ屋さんは、行くたびに「バナナを食ってけ」と 言ってバナナを渡してくる。食べ始めるともう一つちぎって、「もう一つ食べろ」と言ってくる。たいていは二つも食べれないのでもって帰ることになる。あちこちでただ食いする日本人を見て、市場の人たちはどう思っていたのだろう?

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ところで、旅行中に誰かにバナナ屋お菓子を 勧められても食べないように。 最近、旅の途中で知り合った人から睡眠薬入りの食べ物をもらい、 食べたら眠ってしまい、すべて盗まれてしまった人がいた。 中には睡眠薬の量が多すぎて死にかけた人もいた。 駅のバナナ売りとグルになっていることもあるので、 勧められたバナナにも気をつけよう。

敬虔なイスラム教徒の穀物屋さん

とても親切な穀物屋さんは、行けば必ず「アッサラーム・アライクム」と挨拶をしてくれる。 ナマージュ(お祈り)の時間にはいつもモスクへ行って不在の敬虔なイスラム教徒だ。 7時過ぎに市場へ行くと、「こんな遅い時間に危ないじゃないか。 早く帰りなさい。」と心配してくれる。

あるときは、バッグの取っ手が壊れているのに気づいてくれ、 直してくれた。 肉を買おうとしたら、「いいところを入れてやれよ。」 と肉屋に言ってくれたり、 ほんと親切なおじさんだった。 dal_dokan.jpg

山羊肉屋のおじいさん

山羊肉屋のおじいさんは変な人だ。 私を「ナナ」と呼び、孫のように可愛がってくれる。 はじめのうちは面白く思ったが、ちょっとしつこいので飽きた。

おじいさんのところで肉を買ったけれど、 あまりおいしくなかったので、それ以来買っていない。 知り合いだからおいしいところを売って欲しかった。 kasi_dokan.jpg

卵屋のおじさんとお兄さん

はじめに仲良くなったのはおじさんのほう。 「ちょっとこっちに来て、お茶でも飲んでけ。」と誘われ、 お茶を飲みながらいろいろ話をしたものだが、 そのうち「家に連れて行ってくれ。」とか、 「何かご馳走してくれないのか?」とかしつこくなったので 挨拶はするけれど、寄り付かなくなった。

隣の店のお兄さんは、涼しげな二枚目。 どうせ買うならやっぱり、むさいおじさんより、 若い男のほうがいいもの。 あひるの卵も鶏の卵も同じような値段なので、 あひるの卵も結構食べた。おいしかった。

卵って、光に当てて傷がないかどうか確認してから売ってくれるのね。 私も見てみたけれどよく分からなかった。 dim_dokan.jpg

八百屋地帯

八百屋はバナナ屋よりもたくさんある。 八百屋地帯に入り込んだら、 あっちこっちから「こっちにこい」と呼ばれる。 こんなに八百屋があったら儲からないんじゃない?と思うが、 一箇所に集まっているほうが客も集中するから売れるらしい。

初めのころは、ほかのお客がいくらで買っているかを聞きながら、 値段の相場を確認してから買ったものだ。 それでも家に帰って大家にいくらで買ったかと話すと、 ずいぶん高く買わされたことが分かり、頭にきたものだ。 そのうち相場も分かるようになったし、 いちいち値段交渉をするのが面倒くさくなって、 言われた値段で買うようになった。

バングラデシュでは特に冬が野菜のおいしい季節だ。 日本の冬野菜に加え、きゅうりやトマトもだ。 うずたかく積まれた野菜は、量り売りされる。 持参したバックを渡せば、買い物したものを次々と入れてくれる。日本のように別々のパックに入れる必要なんてないなって思った。 sobuji_dokan.jpg

ゴキブリ

市場にはゴキブリがうじゃうじゃいる。このゴキブリがトロいことなんの。簡単に踏み殺されてしまうから、よく見れば市場にはゴキブリの死骸だらけだ。

Last modified:2004/11/02 18:00:25
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