Create  Edit  Diff  FrontPage  Index  Search  Changes  History  Source  RSS  wikifarm  Login

栄養失調

バングラデシュにいて、栄養失調になりかけたことがある。 日本にいるときは、健康優良児で、何度も献血したつわものだったのに。

活動が乗りに乗った最後の一年は、とても忙しい毎日で、 朝7時に家を出て、帰りは9時過ぎだった。 昼ごはんを食べそこねて、夕方6時ごろに訪問先で何かを食べさせてもらうことも多かった。 まるで断食月のようだった。 (断食月は、みな日中は何も食べず、日没後にイフタールという食事をする) 断食月のほうが、日没後に食べ物にありつけるのでいいほうだった。 忙しいと市場に行く暇もなく、家に帰って料理をする暇と気力もなくなる。 レストランの食べ物は脂っこくしょっぱいので食べる気がしないし、 日本のように、コンビニで何か買って食べるわけにもいかない。 (日本に帰ってきて、コンビニにお菓子から弁当まで何でもあるのにほんと驚いた。) あるときは、冷蔵庫が空っぽなのは言うまでもないが、 常備しているじゃがいもまでなくなり、何も料理できずほんと困った。

栄養失調にもう一つの理由がある。 日本にいるときは、毎日何らかの肉魚を食べていた。 薄切り肉をさっと炒めたり、切り身の魚を焼くだけでいい。 しかしバングラデシュでは、硬い肉を長時間煮込んで料理しなければならない。 休日でなければできない料理だ。 また、バングラデシュでは肉魚は高級品だ。 大家一家は週に一回、金曜日を肉の日としている。 そんなこんなで、私は仕事が忙しくなってからほとんど肉魚を料理をしなくなった。

こんなときに助けになったのが同僚の家。 ほとんど家族のようになっていたので、突然ご飯を食べに行き、 食べ終わったら「おやすみ」っと言って帰って来てしまえる仲だった。 しかも、からしなの種で味付けをするチョッチョリがおいしいのなんのって。 同僚のお母さんは、私が来るといつも、「ご飯食べるかい?」って、 ご飯を用意してくれた。もう少し家が近かったら、毎日通っていただろうな。

Last modified:2004/11/01 01:32:48
Keyword(s):[栄養失調]
References:[食/Wiki de Bangladesh]