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ベンガル夜想曲

バウルに魅了された著者

著者は70年代に西ベンガルのシャンティニケトンにあるビッショ・バロティ(通称タゴール国際大学)哲学研究科にてタゴール思想を学ぶ。その頃近くの村や鉄道駅でバウルの歌に出会う。著者がとってもバウルを好きなことが本を読むとよく分かる。私もバウルは大好きなので、この本を読んで、著者のことを知り嬉しくなった。

著者は本物のバウルを求めた

バングラデシュで有名なバウルに「ラロン」がいる。私はクスティアのラロン祭に行ったことがある。しかし政府主宰のステージに集まったのは、ラロンの歌を「ションギート(音楽)」として歌う人ばかりで、バウルらしいバウルはいなかった。本物のバウルは「ラロン・アカデミー」を作った政府に土地を逐われたという既述を読んだこともある。

著者は、多分40年来のバウル好きで、村に住むバウル逹に会いに行ったようだ。どんなバウルに会ったか、そのバウルからどんな歌を聞いたのか紹介してくれている。私の知っている有名な2つの歌の日本語訳もあり、あの歌のこの箇所はこんな風に解釈するのかと理解できた。また、バウルの求めていることやバウルがどんな人たちなのかを本書でも紹介してくれている。私がバングラデシュであったエセ・バウルとは違う、求道者バウルのことが分かって嬉しかった。

Last modified:2005/05/21 23:26:22
Keyword(s):[バウル]
References: