!お腹は見せても足は見せず
バングラデシュで女性は決して足を見せない。サロワカミューズの「サルワ(ズボン)」もサリーもすっぽり足を隠す。足を見せることは「はしたない」と思われる。

サリーを着ている主婦逹は、サリーの間からお腹も背中も結構素肌が見えて、日本人の私にしてみるとエッチだ。中には、透ける生地で作られたサリーもあり、体のラインがよく分かってしまうものもある。初めてサリーを着たときは、お腹が見えてしまうことを気にしたものだ。もちろん、若い女性はお腹が見えてしまうことを気にして、安全ピンでしっかりとガードする。

!胸を覆うオロナ
イスラム教が大半のパンジャーブ地方からやって来た「サロワ・カミューズ」は、「オロナ」で胸を覆い隠す。オロナの着用方法はいろいろあり、頭から胸まですっぽり覆う方法や、胸だけを覆う方法、首に引っかけるだけのカルカッタスタイルなどがある。

ヒンドゥー教徒が多く国際都市でもあるカルカッタでは胸を隠すことをあまり必要としない。しかし、イスラム教とが大半であるバングラデシュでこのスタイルは宗教的に受け入れられない。

私の同僚の1人はイスラム教徒だが流行好きで、きちんと安全ピンで留めて胸を隠そうとしていなかった。オロナがずれて胸のラインが見えたり、ずれ落ちて床についてしまうことも度々あった。これを気に留め、不平をもらしたのはなんと「男子生徒」であった。「先生であるのに、あんな淫らな恰好をするのは好ましくない」と。加えて、ヒンドゥー教徒の同僚と私がきちんとしていることを褒めてくれた。