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サリー事件

サリーを干す

三階に住む私は、屋上からサリーをたらして干すことを学んだ。糊付けをしたサリーをたらして干すとまっすぐになり、きれいに乾く。乾くと風に飛んでしまうのできちんと留めておかなければならない。

不注意で飛んでった

休日に掃除・洗濯・料理と大忙しの私。それを邪魔するように大家のカジェール・メエのルビーが何度も話しかけてくる。ほんといちいちやってきては何かを言うのでうるさいし、気が散るのである。サリーの上部が乾いたので上下を逆にして干したとき、めんどくさいので重石をしなかった。あと30分くらいで取り込めばいいやと思っていた。ところが、気が散っていたために忘れてしまったのである。

「ナオコ、サリーがないよ!」とルビーが言ってきた。屋上へ行くと、ほんとにサリーがない。どこ?あわてて下まで降りて探すけれど見当たらない。近所のおばさんに聞いても知らないという。でも、絶対にそこに落ちたはずなのに!

盗まれた

大家一家が、「盗まれたんだよ。」と言った。「新しいルンギーも風に飛ばされて盗まれたことあるよ。」と言った。それでも、お気に入りのサリーを盗むなんて許せない。ルビーにも、「あんたがいちいち邪魔するから気が散ってこんなことになったのよ。」と八つ当たり。ルビーは半泣き。そんなこんなで慌てふためき怒り狂っていると、お向かいの3階建てのおばさんが、手で下を指している。どうやら下の住人が盗んだようだ。怒り狂ったままにその住人のところへ行き、「私のサリーを盗ったでしょ」と聞くと、奥に私のサリーが見える!そのおばさんは、「落っこちていたからとって置いてあげたのよ。言ったら返すつもりだったのよ。」と弁解。私は、「いいに来なかったらネコババするつもりだったの?」とすごい勢いでまくしたてた。

ご近所さんなのに、何でこんなことするかな?とほんと頭にきた。それ以来、このおばさんは無視している。娘はいい子なのに。。。

悪いのは誰?

いいサリーをたくさん持っている私。周囲の人はうらやましがっていたのだと思う。そこへ一枚のサリーがおっこちて来て、「たくさんあるんだから一枚くらいいいだろう」って思ってくすねたのかもしれない。重石をしていなかった私が悪いのである。貧富の差が激しいところに住むのは難しいよ。

Last modified:2004/11/11 00:17:59
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References:[バングラデシュ人]