バーニングの周防郁雄は広末涼子などのライバル女優たちをプッツン女優などとマスコミに呼ばせて潰していた  Index  Search  Changes  RSS  wikifarm  Login

ある広告代理店社員の告白

01 みなさん。こんにちは

私は、ある広告代理店に勤めています。 でも、もう限界です。仕事が来ないので、食っていけません。 もう、やめようかと思っています。

今の時代。バカをだまして銭を掠め取ることができません。

日本人は外国人の意見によわい そこで、本当は日本人なんだけど、 外国人のペンネームで本を書けば 読者は、もっともらしく耳を傾けるんではないか・・・ 昔、わが社に こういったアイデアを発案する者がおりました。

この企画は成功し、続々と真似をする者が現れたほどです。 化けの皮がはがれるまで、しばらくかかりましたが それまでには、儲けは十分手にしていました。成功です。

しかし、今の時代、こんなことをやって成功するでしょうか? かりに、対象を”イスラエル文化と日本文化との比較論”とします

著書を買った次の日、この本の内容に感銘した読者は 早速、この本に関係した有識者の掲示板をのぞいてみたり・・ この著書について、自分のブログなどで意見をアップする イスラエル人、あるいは知人がいる人のブログに、 トラックバックを送ったり、コメントを求めたりする いずれにせよ、イスラエル人の生の反応を リサーチしようとするでしょう。

おそらく、かえってくるコメントは、 ”嘘っぱちだよそんなもの。イスラエル人ならば そんなことを誰一人として思ってなんかいないよ どうせ日本人がでまかせにインチキ書いたんだろうさ イスラエルのことなど、日本人は誰一人として知りやしない だから、だませるとおもったんだろうな・・”

この反応は、今も昔もかわりはないでしょう しかし、昔は、化けの皮がはがれるまで、 結構、タイムラグがあったのです。 だからその間にひと商売できたんです しかし、今は一瞬です。 買った後ならいいが、 本を買う前にこれが多くの人々に知れ渡ってしまったら・・ 商売になりません

02

女性達も、実際に子供を産んでいなければ、 本当のことがわからない。 だから、その間に子育て論などで一儲けできたんです。

しかし今は・・・ これから子供をほしいと思っている女性は ネットのフォーラムなどで、 子育てに奮闘するおかあさんたちの、生の意見を リアルタイムにリサーチできる

大多数の意見は ”どんな教育をしても 男の子はやっぱり自然とメカに興味を持つ。 女の子はおままごとを自然にはじめる。 やっぱり男の子、女の子よねえ”

なんだ、ジェンダー差が 教育によって引き起こされるなんて嘘じゃないの 実際に子供がいる人じゃないとわかんないから、 子供が居ない人相手に、なんとでもうそつける あんたたち、したり顔で記事書いたりテレビで評論したり でも、結局は私達だまして、印税や出演料を儲けてたのね そういうお前だって、 実際に子供育てた経験なんて、これっぽっちもないくせに・・ 期間限定の詐欺をやってたのね、あんたたち お前に払った印税かえせー!訴えるぞ!

昔はジェンダーフリーの”信者”になった人が、 実際に子供を産んで、それが嘘だときがつくまで、 タイムラグがありました。 たとえ真実に気が付いて本がゴミ箱行きになったとしても それまでに、しこたまお金をかき集めることができたのです。 しかし、これも、今は一瞬です。やはり、商売になりません。

03

また

読者の大部分は、実際に、 外国のその国に、行ったことがありません。 これは、今も昔も、そんなに変わりありません。

海外事情なんてものも、いくらでもインチキ書けるんです。 気が付くのは実際に行ったことがある人だけ

しかし、昔ならば、この情報伝達のタイムラグがあるおかげで 実際の海外経験者たちが”これはいんちきだ!”と騒ぎはじめるころには 利益はとっくに回収しきってしまっています。

しかし今は、リアルタイムで 海外在住者の情報を得ることができます。

これも同じです。

04

南野陽子さんや、葉月りおなさんなど 有名事情のバッシングについて 裏事情が出ているのは、今も昔もかわりありません。 しかし彼女達のケースで 世間に裏事情が行き渡り始めたのは すっかり事務所との駆け引きが終わった後のこと、 つまり情報戦の役目を果たした後でした ですから、いまさら出ても全く意味のないこと・・

それが今では、情報が行き渡るのは一瞬です。

もし今同じことをやったとしたら

バッシングされたとたん、ネット上でも表の情報も行き渡るが 同時に、それと並行するかのように、一瞬にして 活発に真相暴露、裏事情が飛び交い、こっちの情報も行き渡り あっという間にどちらのムーブメントも 沈静化してしまったでしょう。 メディアで勢いよく火をつけたとたん、 それ以上の勢いで、消されてしまう。 これでは、意図した結果に誘導することなど不可能です。 当然、情報戦略だけでなく 週刊誌のネタとしても、長持ちもしません。 商売にもなりません。やはり同じです いまは情報戦略ができないのです。

05

バブル期のトレンディードラマをみて 頭の中は浮かれモード、だが実際に就職して あんなのウソだと気がつく。 ガス代、電気代払うのがやっと こんなだったら、堅実に貯金しておくべきだった。 しかし、今までの浮かれ生活で 高級品などに対して消費をしつづけた金は、戻っては来ません。 結局、いいように、 高級服飾、食材、不動産メーカーの、 カモにされたわけです。

これも、ドラマを見てから、 本人が実際に社会人生活をはじめるまで タイムラグがありました。 体で感じていないので、 ”実際は違うんだぞ!甘く考えるな”といった 先輩達の苦言も、なんとなく実感できない。 若者とはそういうものです。

しかし、現在はどうでしょう。 トレンディードラマを見て 横文字職業の、憧れのライフスタイルに興味を持ち 掲示板をのぞいてみる・・・

そこには

”●●業界は横文字になってカッコいいとかで、 CMやドラマで、まるで 人生の勝ち組みたいな演出をしているが 実際は、リーマン酷使のドキュソ業界! だまされるヤシはアフォ決定(藁)!”

このような投稿がほとんどを占めていたら 人間は、統計学的な理由で、嫌が上でも納得します。

放送中の、そのトレンディードラマも、 あっというまに化けの皮がはがれ、 もしかしたら最終回を迎えるまでもなく 打ち切りになるやもしれません。

06

映画評論をしてみれば 原稿を書き終えて、評論が書店に並ぶ頃には 読者の方がファイル交換ソフトでダウンロードして 内容を先に知っている。 しかも、海外在住者などの インターネット上の素人評論まで先にでている。

評論家が、試写会で先に映画をみられるなんて特権 何の役にも立ちやしない。

というわけで、 外国や外国人を知らない人に なんとなくインテリっぽい外国事情をといてもだめ 実際に子育てした事のない人に なんとなく進歩的な香りのする子育て事情論を説いても駄目 社会人になったことのない人に なんとなくゴージャスな社会人ライフを説いて 消費を促そうにも駄目 いっぱしにプロの評論家を気取っても、 そこにはなんの権威も付かない。

何もかもが、駄目です。 財布の紐を緩める方法がありません しかし、庶民の財布の紐は、豊かだからこそ緩められるわけで・・ でも、あの時代が豊かだったのは みんな財布の紐が今よりゆるかったからだともいえるわけで・・ つまり卵がさきか鶏がさきか・・・どっちともいえないわけで だったら、結局今も昔も、 同じことなんじゃないかと思います。 今時の、そのきつい庶民の財布の紐を緩めるものこそ みんながホンモノだ・・とおもったもの 真の優秀な作品といえるでしょう。

というわけで、私はもう社会に無用の存在なので辞めます 長い間ありがとうございました。

    <完>


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Last modified:2009/05/01 08:00:12
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