バーニングの周防郁雄は広末涼子などのライバル女優たちをプッツン女優などとマスコミに呼ばせて潰していた  Index  Search  Changes  RSS  wikifarm  Login

ピロと被害者の会

1 ピロ逮捕される

ピロこと女優のピロスエリョウコ 突然身柄を拘束される

当局、直ちにピロの全財産を没収、

新聞では ピロ、逮捕さる!の文字が躍る 世間は騒然とした

当局はお達しを出した ”ピロに被害を受けた者は名乗り出なさい”

”私はW大落ちた あいつがいなければ受かってた 生涯年収において、○○万損害を受けた” と訴える物千名

”ピロがいたときは、イケ面連中は みんなピロに独占されてた こいつがいなかったら あの男達は私のモノになってた!” と訴える女性約百名

2 ピロ 損害を見積もられる

”生活に無用なトラブルを巻き起こされて、損害を受けた

世の中の男どもが、みんなあの女に夢中になってしまって 全然自分を振り向いてくれなかった 彼氏さえも、あの女に夢中になって、 それに引きかえ、お前はダメだとかいわれて傷ついた。 あの女がこの世にいなければ、もっと自分は男にもてていたはず 彼氏との生活も幸せだったはず” と訴える女性数万名

こいつがいなければCMの仕事は私だった ドラマの役は私だった ギャラの差額を求めるタレント数十人

それらの損害を合計して、当局は戦慄した

被害額は、数百億円に及ぶ

ピロが今まで稼いだ総額を 遥かに上回る

ピロの存在が、これほどまでに 国民生活に損害を及ぼしていたとは!

素直に考えれば、いままでのピロの総収入=総損害となるが 波及効果も見逃せない 予算一兆円をかけた戦争が 全体では、十兆円の損害をもたらすこともありうる これと同じケースといえる。 まさにピロは、社会的には 戦争、疫病なみの、人類の敵と宣告されたわけである おそるべしピロ

3 ピロ 債権化される

管財人、ピロから没収した資産を 見積もってみる

補償額に遠く及ばない 一人頭、三万円くらいにしかならないよ・・・

ほとんど放蕩に使ってしまったのかこのアマ! なんという稀代の悪女ピロ これではマリーアントワネット以下ではないか ピロを、逆立させて振りまわしても、 小銭しか落ちてこないのだ。

期待を裏切られた被害者の 恨みの矛先はピロ本人に向けられる 今まで俺(私)達の犠牲の上で さんざん楽しんでいた分、そっくり返しやがれ!

ピロ、被害者達に頭を小突かれる。 ピロ、耐え切れず泣きじゃくる。

管財人いわく ”これを完全に分配するより、 ピロの賠償権を債権化したほうがいいな”

被害者の会に”ピロ債権”が配られる

これをもっていれば、 将来、ピロをこき使ってあがる利益が分配される、 債券価値も上昇すれば、 市場で高く売って、利益を得ることもできるのだ

4 ピロ 馬車馬のごとく働かされる

ピロをどう使って返済させようか

自給百円の刑務所内作業では、 数万年かかると見積もられた、無理だ・・

男相手の慰み者・・これは、 かなりの利益が上がると見込まれたが いくらなんでもやりすぎでは・・ということで、 人権上の問題で却下

やっぱり今まで手馴れた仕事、 グラビア仕事や女優で稼がせるのが、 もっとも効率がよい

ピロの収入のほとんどは、被害者の会への分配金となる。 ピロに分け与えられるのは、ごくわずかな生活資金のみ ほとんどが、赤ちゃんのミルク代とおしめ代に消えてしまう

ピロ、馬車馬のごとくこき使われる。

5 ピロ 仕事に精彩を欠く

しかしピロ、勤労意欲がわかないのか 仕事に精彩を欠き 映画は不入り、ドラマは低視聴率 思ったより利益をあげることはできない。 債権価格低迷

ちゃんと働きやがれ!そんな仕事ぶりじゃ おしめ代さえやれないぞ おまえの子供がどうなってもいいのか!

しかし、いくら脅しても無駄だった ピロ、駄々をこね、子供のようにわんわん泣きじゃくり、 仕事をしようともしない。 無理やり働かせようとしても まさか体と顔を傷つけるわけにはいかぬ だから鞭で引っぱたくわけにも行かない。困った

とにかく 現在のピロは、とても仕事ができる状態ではない

こんな状態で仕事をさせても、 ピロは現場でこわれてしまうだろう。 そうなれば債権は紙切れ同然、被害は回収できない。

とにかく、ピロに なんとか働いてもらうようにするしかない

赤ちゃんみたいにあやすのか それともある程度のごほうびは与えないとだめなのか・・ なんとも世話の焼ける女である

”ピロ、欲しいものは何だ 男とかクラブ遊びとか、月百万のマンションとか そういうのはだめだぞ”

”だんなや子供と、  普通の生活がしたい”

”まあ、いいだろう。”

ピロ、人並みの生活に戻る

ピロ、精神の安定を得たのか、 仕事はやや上向き、利益もだんだん上がってくる でも、まだまだ被害総額には遠く及ばない

ピロにもっと報酬をはずんでやれば もっともっと利益があがるのではないか?

”うーん。試してみるだけならいいだろう ダメだったら、すぐに戻すからな”

ピロ、昇給

ピロ、次の仕事は 前より好評であった ご褒美として さらにピロの給料をアップさせてみた

ピロ、大喜びで仕事する。 張り合いができたのか、肌つやがよくなり、 画面映えしたその姿は、視聴者に大好評 映画は大入り、視聴率はうなぎのぼり、ギャラは高騰 被害者の会の受け取る利益は莫大なものとなる

ピロの受け取るお金、逮捕前の水準に戻る 世間の扱いも、逮捕前と変わりがなくなる いや、それ以上であった。

7 はたと思う

いつしか被害者の会も、 率先してピロの仕事のサポートをしはじめる ピロが写真集を発売すればPRのため街に繰り出し ピロが映画に出れば、チケットを率先して買った 仕事の利益は、持っている債券価格に直結する こういった活動は、自分の利益にもなるのだ。

被害者の会のメンバーは ピロの欲しい物を買ってやったりした 挙句の果てには、自腹を切って、ピロを飲みにつれてって、 タニマチのようなことをする者も現れた・・ どれもこれも、ピロに気持ちよく働いてもらうため・・ まわりまわって、自分たちのためでもあるのだ。

被害者の会、会員 ピロ宣伝活動をしながら、はたとおもった。

これって、被害者の会じゃなくて ただのファンクラブではないのか?

しかも、今の状態って ピロのファンクラブが、 そっくり株式会社化されたみたいなもんだよな・・ ランク上がってないか?

たしかに、市場に放出した債券は、 ほとんどがピロのファン連中の手に渡っていた 売却しなかった被害者の会のメンバーも ほとんどが、心の底でピロ頑張れのエールをおくっている

今までとおなじじゃないか・・・ むしろ逆に、こっちがうまいこと ピロのためにはたらかされてるような

8 ふと、我に返る

そこで、ふと我に返る ピロが我々に与えた損害って・・具体的に何だったんだろう?

W大に落ちたのは一人のはず・・ だから、一人に払えばよいこと だが、落ちた一人が誰であったかを 具体的にあげることはできない いわば”落ちた人間一人”というのは 仮想の人間なのである

実際は、名乗り出た千人に分割したわけだが・・・・ それだって、一人頭数千円にしかなるまい。 その割には、公的資金に血税注入するケースとおなじくらい 反発の声が上がっていた・・どうしてだ・・

たかだか数千円の損害・・ ピロが放蕩で使ってしまったから、残っていないのではなく ほんとにその程度の損害だったのではないのか・・ ガソリンを満タンにすれば ビール一ダースも買えば一瞬に消えてしまう程度の金 そして、たかだか数時間余計に働けば取り返せるもの・・

こんな物、自分の就職口の当たり外れ リストラされるかされないか、 税税や年金負担率があがるかどうかで受ける損害なんかより 遥かに微々たる物じゃないのか・・ たかだかその程度の損害で なぜ我々はここまで煩わされていたのだ??

ピロが、つつましい生活して貯金したとすれば・・ 逮捕時には、それがそっくり残っているはず 被害者の会にはある程度保証ができるが・・、 でも、数万円うわのせされる程度だろう。 公表された損害額には、遠く及ばない

ピロが使ったお金は、確かに店などを潤して社会に還元された・・ だが、それをいってしまえばなんでもありだ 官官接待で店が潤うから、官僚のゼイタクを容認していいのか ということになってしまう。奴らはさんざん楽しんだのだ でも、ピロは私費だ。個人が稼いだ金は、 個人がなにに使っても構わないともいえる

とにかく、ピロはつかってしまったのだ。 残ってないのだから仕方ない、 返済のアテは、将来の収入でしかありえない ピロは、将来収入を我々に与えることにより 保証をする義務がある、うーんこれは正しそうだな・・

9

将来収入はおいといて ピロの、逮捕までの収入。これが問題だ

さて、その金はどこから出てきたんだ? ピロの収入は他から奪い取ったもの?不正に得たもの?

大学入学枠を一人の人間から強奪して 自分のネームバリューに使って莫大な収入をえた ほかのタレントがするはずだった仕事を奪ってギャラを得た 他の女がいただくべき男を奪って精神的満足を得た 他人の彼氏の精神に入り込み、男女の快適な生活をうばって、 彼女に精神的損害を与え・・

なんか、ピロが、まるで泥棒みたいな言い草だが・・ これてほんとなのか?

たとえば 彼氏が買った五百円の写真集一冊で、彼女に一万円の精神的損害を与えた

これも、よく考えたら 彼氏がピロによって精神的満足を余計に得たとしたら

彼氏が彼女に金払えば済むことだろうが・・ これを認めてしまえば、 補償額は無限に広がってしまう、きりがない

ピロの補償範囲は、せいぜい ピロがいままでかせいだかねの範囲内に限定されるべきだ ピロの補償すべき被害総額=ピロ逮捕までの総収入 ピロは、稼いだ金以上の損害を与えてはいないはず ピロは戦争とはちがうのだ。

でも、ピロがそうならば、他はどうなんだ というか、ピロの逮捕前の仕事と 逮捕後の仕事は、どう違うのか? やってることは同じじゃないか?

とすると・・ 予想されるピロの生涯収入=ピロが他から奪ったと予想される被害総額 おい、俺達債権者だって、ピロの将来利益を債権で所有してるんだぞ。 じゃあ俺達も、泥棒の仲間かよ。

それと・・

じゃあ、結婚したり、働いている者はみんな、 収入と同額の被害を、社会に対して与えているとでもいうのか?

生きてりゃみんな地球資源を奪い取ってることになるから 地球と神様に対して弁済しましょうね・・キリストの原罪じゃあるまいし

10

俺は年収3百万の妻帯者だが、 確かに俺がいなければ、他人がその職についたはず、 妻も他の男と結婚したはず

だからって おれが年間3百万の被害を社会に与えてるっていえるのか? 男から一人の女を奪って、もしかしたら俺がいなかったら 妻と結婚したであろう男一人に、損害を与えたってのか?

ということは、社会全体の被害総額はGDPと同額か? んな、バカな・・

おれだって、税金や年金収めて 家族のために、一生懸命働いてるってえのに。 でもこの論法からいくと 俺は社会から、泥棒扱いされても仕方ないよな。

ありえねえ、 俺が泥棒なんかでは決してない。 ということは、ピロも泥棒なんかじゃないんだよ

てことは、 ピロは、誰にも損害なんてあたえちゃいなかったんだよ そして誰も、ピロに損害なんてうけちゃいなかったんだよ

でも、なんとなくそう感じてた。

でも、これって多分、 なんとなく感じる、心理的な圧迫感とか そんな類のもので、 一種の錯覚だったんだろう。 社会全体の鬱憤、不平不満の総合体が、 たまたま目立っていた、ピロ一人に向けられたと・・

不満の原因となるものは何もピロ一人だけじゃないし、 しかも、ピロ自身だって、何の損害も与えちゃいない 普通に仕事をしている市井の人間が 社会に何の損害も与えていないように・・ ああ、バカバカしい。今までなんでこんなことに 心煩わされていたんだ、俺達は・・

俺達は構わない、問題はピロだ 俺達の勘違いのせいで ピロにどれだけ損害を与えてしまったことか・・・

LAST ピロ 手をとりあう

被害者の会のメンバー。ピロの家にいく (被害者の会はピロに会えるという特権があるのだ)

ピロに会い、深々と頭を下げる

”今までの非礼を、どうかお許しください

よく考えてわかりました あなたは、我々に 損害など与えていませんでした。

そういうふうに、錯覚していただけなのです。 我々の勘違いなのです

それなのにあなたを逮捕し、自由や財産を奪い 損害を与えてしまいました 我々のほうこそ、あなたに補償をすべきなのです”

ピロ、答える

”私の債権を持つことで、あなたも得をしました 私も、債権を発行することで得をしました このシステムを採用したことにより お互い得をしたんです。 両者とも、補償はおわっているわけです。 だからもういいんです。”

二人、手を取り合う

ピロの家族、被害者の会 共存共栄という、この優れたシステムにより お互いの過去を清算したこの二つの家は 末永く繁栄しましたとさ

めでたしめでたし

ピロと被害者の会】 おしまい >>芸能人 ブログ小説集/へ戻る

Last modified:2009/04/27 08:02:34
Keyword(s):
References:
This page is frozen.