バーニングの周防郁雄は広末涼子などのライバル女優たちをプッツン女優などとマスコミに呼ばせて潰していた  Index  Search  Changes  RSS  wikifarm  Login

ボクと左翼とアンチ体験 第二部 覚醒篇

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まあ、こんなわけで、 私は、ひまにかまけて、脳内であれやこれやと 考えをめぐらしていたわけです。

同時に大学内で、広末さんが私の大学に入学したこともあり 彼女に対して、反対の活動をいたしておりました。 この活動に賛同してくれたものは、 やはり、私と考えを同じくする者、 ぶっちゃけた話、過激派仲間がほとんどでした。 類は友を呼ぶとは、このことでしょうか。 彼らのほとんどが、私と思考パターンが 似たりよったりのタイプの人間であり 奇妙なほど、話が合い、彼らの輪の中にいると 私もずいぶんと居心地のよい思いをしました。

今考えると、 広末さんの入学に対するアンチ活動 資本主義体制への、アンチ活動 これらの活動は、奇妙なほどリンクしていたのです。

別に、広末さんが、資本主義体制の権化である・・ そういうわけではありません。

でも何かしら似たりよったりの関係だったのかもしれません。 どうしようもなく存在する、世の中に立ちはだかる物 それに思いっきり反抗したい。そういう気持もあったのです。

彼女は、若者達のあいだでは どうしようもなく、人気のある女の子でした。 理由も無く、ただただ我々の前に立ちはだかっている わけも無く存在している。

何たる矛盾・・なんかムカツク・・ この、なんともやりきれない気持を抱かせるもの これって、資本主義体制と、まるきり同じです。

これに対して、我々若者は 何かしらネガティブな論理的根拠をあたえて 思いっきり頭から否定してみたい。 そういった気持があったのかも知れません。 それこそが、我々の活動の源泉だったといえるでしょう。

こういうわけで、左翼活動、アンチ広末活動 平行しておこなっていたわけですが ある転機が訪れました。

ある文学部の先輩で、今は出版社に勤めている先輩と 飲みにいったときの話です。 そのときに交わされたやり取りは、以下のとおりです。

”やあ、おまえもそろそろ就職が近づいてきたな もう、バカなことやってないで、 いいかげん目を覚ましたらどうなんだ”

”どういうことですか? これは崇高な目的です。生活手段をえるために 体制に媚びるなんて、そんなことはできません”

”あのなァ・・おまえは、 連中に担がれてるだけなんだよ。

インテリ連中の、飽衣暖食の印税ライフをサポートするために まんまと、いっぱい食わされてるってわけだ。 アンチ広末や、インチキ社会反抗路線で飯食ってる奴らのさ

まだ、世間をしらないアマちゃんなんだよおまえは”

”どういうことです?”

”広末ちゃんはおいといて・・ マルクス君だよ、例の。

その、おまえをそそのかした先輩っての、 あれは、どういう奴だかわかるか?”

”いいえ、わかりませんが”

”ロクでもないことうそぶいて おまえみたいな、世間知らずをだまして そそのかす詐欺師なんだよ。あいつは”

”・・・”

”まあ、23年経てば、俺のいってることがわかると思う。

ああいった連中が、後にどういう人生を送っているか 追跡調査でもしてみれば、おのずとその意味が わかろうってもんだが・・・まあいいや。その前にたとえ話だ。

アラビアのロレンスって映画がある そこで、主人公のロレンスが、 いまから攻め込むトルコ軍の基地には、 どえらい財宝が眠っているって言って ともに戦っている、アラブ軍の士気を高めるわけだよ。”

”その映画は、見たことあります あまり、細かくは、覚えてはいませんが・・”

”どうせアラブ軍なんて、いまだ国民意識なんてありゃしない だから、そういうことでもしなきゃ士気は上がるわけ無いんだよ。”

”実際は、財宝なんてなかったんですか? ロレンスも、わかって言ったんですか?”

確かに財宝なんて無かった で、ロレンスがそれを知ってかどうかは 映画ではうまくぼかされている。

オマーシャリフ演じるアラブ指導者は、 ロレンスの方便だってうすうすわかってた でも、こうせざるをえない事情がある それだけ、我々アラブは恥ずかしいほど未熟な存在だって、 ロレンスを気遣ってた。”

”あの、結局、何をいいたいんですか?”

”キーワードは宝捜し、ってことだね。まあ、いずれわかると思う”

”・・・”

第一回目の会合は、これで終わりました。 追跡調査。。ロレンス。。財宝 これらと、今の自分に、なんの関係があるのだろう。。 その頃の自分は、これらのキーワードの関連を まったく理解しえませんでした


先輩との、二回目の会合です。

”あのなぁ、ややこしくなるから またもや広末ちゃんはおいとくよ

その前に、おまえが信じている、マルクスって輩だ。 あいつが、本当はどんな奴だか、知ってるのか?”

”それは・・”

”あいつが、金銭感覚の全くなかったってことも しかし、それに相反するような 当時、経済的なノウハウをかなり蓄積していたはずの 集団に属していた。つまり、 ユダヤ人だってことはわかってるよな?”

”わかってますよ。でも ユダヤ人には珍しく金銭感覚が無かったってことと 本人の経済理論が、精緻を極めたものであるということは 矛盾しません。それとこれとは別です”

”はァ・・ おまえは、かなづちの書いた 水泳の理論書が信頼おけるって言うのか? 音痴が書いた音楽理論、野球センスも無い 実際に野球をやったことの無い、野球理論も?”

”・・・それとこれとは”

”おんなじだよ!良く考えてみろよ。 マルクスは、どうして金銭感覚が無かったんだ?

つまり、経済の仕組みが、 全くわかってなかったってことだろ? そんな奴が書いた経済の本なんだぞ、 信じるほうがどうかしてると思わないのか?”

”・・・・・”

”マルクスは、親からの仕送りは豊富で、 大学の待遇も悪くなかったんだぞ だけど、常に金に困ってたらしい

でも、どうしてこうなるのかわからない・・・ 自分も周りには、何故金が無いのか・・ そういう風に、いつも、周囲に愚痴こぼしてたって。

当然そんな人間に、実業界で、経営なんてできるか 生きた実体経済の中で、生きていけるか?。

つまりマルクスは ユダヤ人のコネクションを利用したら、 本人の経済の理解がありゃ、 たちまち成功できるポジションにあった 大学教授なんて薄給の仕事なげうってさ それができなかったんだから よほど経済をしらなかったんだろうね”

”資本家の非情さを知っていたんですから・・・ 本当は、彼にも、資本家として成功できる能力があった だけど、あえて彼はそれをしなかったんです”

”でも、資本家でありながら 従業員達に、社会主義的な待遇を行った者なんて ルイ=ブラン以降、腐るほどいたじゃあないか 空想的社会主義者たち・・これは誰でも知ってるよな?

奴はそれさえもできなかった。ぶっちゃけた話 実社会では、生きていくことができない人間だった。 だから象牙の塔の、学者畑でヒッキー状態ってわけさ。 その学者畑でさえも、現実から遊離したその論は全く相手にされす、 ぱっとせずにくすぶってて、生活も困ってて

で、学者相手が無理ならば だましやすい、世間の連中相手はどうだろうってわけだ 自分の知りもしない、世間の連中にとっては難しそうな、 いかにも高尚そうな、もっともらしいこと本に書いて てめえが印税生活で食いつなげることをたくらんで 一発逆転、一世一代の大バクチに打って出たというわけだよ

つまり、大ペテンを編み出したってわけだ、 印税、つまり生活のためだよ、ぶっちゃけた話、金だよ!

・・・・・

社会科学なんてものは 自然科学と違って、現時点で。証明しようがない インチキが露呈するのなんて、 自分が死んだとっくに後のことだろうよ。 その頃は言い出しっぺは墓の下だよ。 おい、でたらめ言ってどうしてくれるんだ・・って 墓叩いてもあとの祭りだろうよ

文学のように、実際、購買者を感動させて、本の売上をあげて 商業的な成功を収めなければならないという シビアな側面があるジャンルでもないわけだ マルクスさんが大の苦手な、””商売””とやらの障害も無い”

”お堅い本だって、セールスが重要じゃあないですか、 現に資本論は売れたんですよ。 それに、ユダヤ人なんてそんなに有利なことじゃない 学者で出世できないのも、ユダヤ人だというハンデがあったって”

”そんなの、奴の方便だよ!!説なんだよ説。 奴がした実験結果を、公表したわけじゃないんだよ。 ある意味、小説よりあやふやだろうが。 何とでもいえるじゃないか。

ユダヤ人にしても じゃあフロイドは?後のアインシュタインは? ユダヤ人なんて、学者畑で腐るほどいるだろうが 当然実業界、金融界でも!それは昔からおんなじだよ! 全然ハンデじゃないよ”

”・・・”

”結局、今で言う引きこもりなんだよ。 ヒッキーなんだよマルクスは ユダヤ人の癖に経済感覚が無い、 あいつにだけは金貸すな!って 当然ユダヤ仲間からはシカト状態だよ。 そんな奴が、経済の本を書いたなんてきたもんだから 多分、実体経済のまっ只中に生きている ユダヤ仲間は鼻でせせらわらったことだろうよ。

でも・・・・

ちょっと、インテリぽい背伸びをしたい・・ってな 教養程度の大衆には、受けちゃったんだよ。

書いた本人も、おもな読者層も同じだろうと思うが 実際の、実体経済の中では生活できなくて、 当然、””生きた経済””なんて、 これっぽっちも肌で実感したことなんてありゃしない 社会のリアルな側面も、全く知らない でも、脳内の妄想だけは活発・・毎日図書館にこもって、 現実と遊離した妄想を練り上げる。 まさにヒッキーじゃないかマルクスは。

で、社会に憤りを感じたってわけだ・・・ こんなにも私を苦しめる、社会がおかしいってな

おまえが世の中にあわせろよ、おかしいのはおまえのほうだろが!! 世の中をおまえにあわそうとすんじゃねえよ! 世の中を、特殊ケースであるおまえにあわせられるなんざ、 一般人はいい迷惑だよ!! おまえより遥かに少ない収入で でも、なんとかやっていけてるやつなんて腐るほどいるんだぞ! しかもおまえみたく夢想なんかしてねえよ。大人なんだよ!!

だからよ 少しでも商売立ち上げたものなら これはおかしいってすぐわかる程度の代物なんだよ、 奴の理論なんて・・・お前もじきにわかるようになるよ だから、そんな代物に、 若いうちの、貴重な時間とエネルギー 使うもんじゃないって。

そんな代物にひきつけられる連中なんて まだ世間をしらない学生とか 生きた経済をしらない学者連中とか、 あるいは主婦とかだけなんだよ 岩波の進歩的文化人とか、 そんなインチキな連中のお得意さんだっただろ。 おまえだってそうなんだよ。

これはマルクス御大だけじゃなくて、 広末ちゃんをどうのこうの言っている連中も同じ

・・・おなじ・・? どこがどう同じなんですか

テレビドラマや映画なんてロクに見ちゃあいない 当然、題材にしている、芸能人本人の 演技や歌唱力、プロダクションの力関係なんて、 これっぽちも知っちゃいないのに トレンド論、フェミニズムの観点からみた文化論だとかいって えらそうに芸能論を垂れてる学者連中も、同じことなんだよ。

”今で言う、2ちゃんねるで妄想たれている ヒッキーみたいなのの論文なんて、信じる気になるか、おまえは? おまえは、その妄想ヒッキー連中の印税ライフの、 いいカモにされてるんだよ、わかるか?”

連中の言葉や文章を読んだりして 心からふつふつと憤りを湧き上がってくる、 でもな、これって、果たして おまえの心底から自発的に沸きあがったものか? 連中に誘導されてるだけじゃあないのか 資本主義思想の極致、コンビニ行って自然にモノがかいたくなるっていう マーケティング心理学みたいなもんと、本質は同じモノじゃあないのか?。

ある作家がいってたな 私は何の目的もなしにふらっとコンビニによく行く、 そして商品を買いたくなる 何の気なしに、インターネットで、ご婦人の裸を鑑賞する そして、エッチな本を買いたくなってくる でも、これって自分が自発的にわいた欲求か?ってな コンビに行かなかったら、インターネットみなかったら もしかしてそういう欲求は、 おこらなかったかもしれない・・・てわけだ”

”作家、評論家や学者の印税生活も コンビニと同じなんだよ”

”????

この日の彼との話し合いは、ここまででした。

というわけで、彼との二回目の会合も 私にとっては、なんとなく腑に落ちないものとなりました

彼の言っていることが、身にしみてわかったのは これから、遥か後のことでした・・・

余談ですが この話に出てきた、”ある作家”は 自分の書く純文学が、売れないことをネタにした エッセイなどで知られていましたが、 後に『世界の中心で、愛を叫ぶ』という著書が、 いきなり日本文学至上、最高のセールスを記録し いきなり時代の寵児となってしまいました。 おかげで彼は”売れないネタ”は使えなくなってしまいましたが・・

第三部(GB07)へとつづきます

Last modified:2009/04/27 08:07:43
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